1 事業の内容
(1)カラスの収集と分類及びウイルス保有検査
(2)蚊の捕集と分類およびウイルス保有検査
(3)ウイルス遺伝子解析による感染ルート解明
2 事業の必要性
(1)ウエストナイル熱の発生は、米国全土さらには極東ロシアまで確認されており、日本へのウイルス侵入は時間の問題。
(2)18年度は、渡り鳥及び蚊のウイルス保有状況について調査を行っており、さらに蚊と感受性が高いとされるカラスについて、両者の疫学的検証が必要。
(3)「動物由来感染症に関する研究会」の成果として、鳥取大学との共同研究に発展。
(4)ウエストナイル熱のリスクを最小限に抑えるため、常時情報収集が必要。
3 事業の効果
(1)感染予防対策の実施 (蚊の駆除、県民への注意喚起)
(2)関係機関への情報提供(国立感染症情報センター、医療機関等)
4 平成19年度要求額内訳(単位:千円)
5 事業期間及び経費
【平成19年度 1年間の調査研究】
6 共同研究、受託研究等
鳥由来人獣共通感染症疫学研究センターとの共同研究