1 事業の背景と目的
・伝統的な木造建築は、まちなみ景観を形成する重要な県の財産 であり、それを維持・保全する技術もまた県の財産である。
・一方、県内の木造建築の着工数は減少しており、大工・左官等 の建築に携わる職人の減少、後継者不足が深刻化している。
・更にプレカット等の普及により、伝統技能の継承が危機に瀕している。
・木造建築推進策の一環として、大工、左官等の伝統技能継承者 の育成が必要
・また、地産地消、地域経済の振興の面からも木造建築の推進が必要
・大工・左官等の団体は全県的に組織されている団体であるた め、市町村ではなく県が支援する必要がある。
2 事業内容
木造建築に携わる建築大工、左官、板金及び建具の技能士の伝統技能の継承を推進するため、研修会の開催等に要する費用を助成する。
3 補助金の概要
4 必要経費(うち国費45パーセント)
補助金
・大工団体1,000千円×1団体=1,000千円
・その他の団体500千円4団体=2,000千円
計3,000千円