現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成19年度予算 の 生活環境部の東郷池におけるピコプランクトンの増殖特性に関する研究
平成19年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:衛生環境研究所費
事業名:

東郷池におけるピコプランクトンの増殖特性に関する研究

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生活環境部 衛生環境研究所 水環境室  電話番号:0858-35-5417


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
19年度予算計上額 436千円 1,983千円 2,419千円 0.28人 0.00人 0.00人
19年度予算要求額 436千円 1,978千円 2,414千円 0.27人 0.00人 0.00人
18年度予算額 652千円 1,847千円 2,499千円 0.26人 0.00人 0.00人

事業費

要求額:436千円  (前年度予算額 652千円)  財源:単県  

課長査定:計上   計上額:436千円

事業内容

1事業の内容 (平成18〜20年度の3年計画の2年目)

       これまでの研究で、東郷池湖水中のピコプランクトン(シネココッカス、シネコキスティス)の存在が明らかになったことから、その増殖特性と水質汚濁への影響等を解明するために次のことを行う。
      (1)東郷池湖水からピコプランクトンを単藻分離し、培養する。
      (2)単藻分離したピコプランクトンを用いて藻類培養試験等を実施し、増殖特性を明らかにする。

2事業の必要性
      (1)東郷池は、流域下水道整備等種々の施策を講じたにもかかわらず水質浄化の顕著な効果がみられない。
      (2)その理由のひとつに、今まで注目していなかったピコプランクトンの存在とその増殖が考えられる。

      (1)、(2)より、ピコプランクトンの増殖特性や水質への影響を明らかにし、生態系保全を視野に入れた効果的な水質浄化対策等を検討する必要がある。

3事業の効果
      (1)CODの環境基準達成に向けた水質浄化対策のための基礎資料
      (2)東郷池に望ましい生態系保全のための施策検討の基礎資料
【今までの成果】
       増殖特性把握や水質への影響を解明のための試験の準備作業として、以下のことを実施中
      (1)単藻分離化のための技術習得、文献検索や予備試験
      (2)今までの状況把握のための過去のプランクトン試料の再検鏡
【今後の方針】
      (1)平成18年度に実施した試験結果に基づき、本格的な増殖特性解明のための試験を実施していく。
      (2)今までの状況把握及び(1)により、ピコプランクトンの水質汚濁への寄与の関係等も明らかにする。

〔用語解説〕
 ピコプランクトン
      一般に1μm以下のプランクトンをいう。
      通常、赤潮やアオコを形成するプランクトン(ナノプランクトン)は約10〜20μm
 単藻分離
      環境中に存在する様々なプランクトンの中から、ピコプランクトンを取り出し純粋培養すること。増殖特性を調査、把握するためには必須の事項である。

4 平成19年度要求額内訳
内   訳
要求額(千円)
情報収集のための旅費
12
消耗品(試験にかかる器具、物品)の購入費
200
培養試験にかかる薬品の購入費
200
電話等の通信費
24
合   計
436

5 事業期間及び経費
事業期間〔平成18〜20年度の3年計画の2年目〕
区  分
事 業 内 容
事業費(千円)
平成18年度
ピコプランクトンの単藻分離化
過去のプランクトンの再検鏡
652
平成19年度
(要求額)
ピコプランクトンの単藻分離化
藻類培養試験による増殖メカニズム解明
過去のプランクトンの再検鏡
436
平成20年度
同   上
6 共同研究機関
 島根大学 教育学部


財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算額 652 0 0 0 0 0 0 0 652
要求額 436 0 0 0 0 0 0 0 436

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 436 0 0 0 0 0 0 0 436
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0