現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成19年度予算 の 生活環境部の食品中の化学物質の一斉分析法の検討及び検索システムの構築
平成19年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:衛生環境研究所費
事業名:

食品中の化学物質の一斉分析法の検討及び検索システムの構築

もどる  もどる

生活環境部 衛生環境研究所 食品衛生室  電話番号:0858-35-5421


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
19年度予算計上額 1,950千円 3,897千円 5,847千円 0.60人 0.00人 0.00人
19年度予算要求額 1,950千円 3,174千円 5,124千円 0.48人 0.00人 0.00人
18年度予算額 1,650千円 3,174千円 4,824千円 0.48人 0.00人 0.00人

事業費

要求額:1,950千円  (前年度予算額 1,650千円)  財源:単県  

課長査定:計上   計上額:1,950千円

事業内容

1 事業の内容

健康危機事例発生時において迅速な原因物質の究明を行うため、中国4県が連携して高速液体クロマトグラフ質量分析計(LC/MS/MS)による一斉分析法を検討し、物質同定のためのMS/MSスペクトルライブラリを作成する。
(1)食品中の農薬の迅速で系統的な前処理操作手法の検討
(2)LC/MS/MSによるの一斉分析法の検討
(3)MS/MSスペクトルのライブラリの作成

2 事業の必要性
近年、化学物質による食の安全を脅かす事件が発生しており、その原因物質の究明は、その後の被害拡大防止のために迅速な対応が要求されている。しかし、従来の分析法では、標準品の確保、分析者の熟練した知識と経験、結果判明に時間を要す、などの問題点がある。
そこで標準品を使用する代わりにスペクトルライブラリによる物質の同定、複数の物質を一度に分析できる機能を有するLC/MS/MSを活用した多成分を一斉に分析できる方法を開発する必要がある。

3 事業の効果
一斉分析法の検討とMSスペクトルのライブラリの作成により、化学物質の同定が迅速に行え、迅速な危機管理対応が可能となる。
【今までの成果】
食品中の農薬等40物質について、迅速で系統的な前処理手法の検討を行った。
また、迅速なデータ解析を可能とするMS/MSスペクトルのデータを取得し、LC/MS/MS分析による最適な条件を決定した。
【成果・結果に基づく今後の方針】
全体で250物質を目標に、H19年度は食品中の農薬等
100物質について実施する。

4 平成19年度要求額内訳


内訳

要求額(単位:千円)

共同研究機関打合せ等旅費

 160

分析に要する消耗品、薬品費

1,734

研修受講料等

  56

合    計

1,950



5 事業期間及び経費
事業期間
【18年度〜20年度】
          (単位:千円)
区分
事業内容
事業費
全体
一斉分析法の検討、スペクトルライブラリの作成
5,600
18年度
農薬等40物質のスペクトル測定、分析法の検討
1,650
19年度
農薬等100物質のスペクトル測定、分析法の検討
1,950
20年度
(概算)
農薬等110物質のスペクトル測定、分析法の検討
一斉分析法の妥当性確認試験
2,000

6 共同研究
岡山県環境保健センター、広島県保健環境センター、山口県保健環境研究センター



財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算額 1,650 0 0 0 0 0 0 0 1,650
要求額 1,950 0 0 0 0 0 0 0 1,950

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 1,950 0 0 0 0 0 0 0 1,950
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0