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平成19年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:衛生環境研究所費
事業名:

水質シミュレーションにおける生態系要素の導入検討

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生活環境部 衛生環境研究所 水環境室  電話番号:0858-35-5417


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
19年度予算計上額 0千円 0千円 0千円 0.00人 0.00人 0.00人
19年度予算要求額 7,249千円 8,550千円 15,799千円 1.30人 0.00人 0.00人
18年度予算額 5,480千円 3,342千円 8,822千円 0.42人 0.00人 0.00人

事業費

要求額:7,249千円  (前年度予算額 5,480千円)  財源:単県  

課長査定:ゼロ 

事業内容

1 事業の内容(H18〜H22の5年計画の2年目)
中海の水質予測モデルの精度向上を図るため、現在のモデルを構成する「物質循環モデル」に生態系要素を導入して再構築する。

◆H19年度は以下のとおり実施。
(1)連絡会議の運営(関係機関による協議・連携の場)
(2)モデル候補生物種の情報収集・整理
(3)モデル構築作業の開始(モデル試作、試行演算)
(4)(3)の結果を踏まえてさらに必要な情報を収集・整理(調査・実験も計画)。
(5)引き続き島根大学汽水域研究センターに研究員を派遣し、中海生態系についての専門的知識・技術を習得。
→職員課の研修派遣事業を当該調査研究事業に組み替えて継続要求。


2 事業の必要性
(1)現在の水質シミュレーションモデルによる予測結果の現況再現性は、水の流動については良いが、水質については不充分である。
(2)中海がラムサール条約の湿地に登録される等、中海の生態系を重要視し、ワイズユースに向けた気運が高まっている。

3 事業の効果
(1)シミュレーションの精度が向上することで、今後の施策の有効性についてのより的確な判断が可能になる。
(2) 中海の動植物の水質への寄与等の情報を示すことで、中海の自然生態系回復等に向けた様々な取組を後押しできる。

【今までの成果】
(1)モデルに取り入れる生物種の候補(シジミ、ホトトギスガイ、アマモ等)を選定。
(2)シジミについての情報量は多いが、他の生物種(特に中海側)の情報が不足していることが判ってきた。

【今後の方針】
○候補種を中心に情報収集し、ある程度情報が揃った生物種からモデル化作業開始。
○粗いモデルの試作・試行演算により、次に必要な情報を収集(既存情報の検索+調査・実験)し、精密化させていく。
○連絡会議において、試作モデルの提示、検討。



4 平成19年度要求額内訳         (単位:千円)

内 訳
要求額
委託料(情報収集・整理、モデル化、試行演算)
4,085
報償費、特別旅費(連絡会議での謝金、旅費)
 455
普通旅費(研修旅費、1年間)
1,358
普通旅費(情報収集・協議等)
 349
需用費(調査器材、測定試薬、収集資料コピー等)
350
役務費(通信運搬)
  50
役務費(島根大学への手数料)
542
使用料・賃借料(連絡会議会場借上)
60
合 計
7,249

5 事業期間及び経費 
 事業期間 【平成18年度〜22年度】     (単位:千円)

区分
事業内容
事業費
全体
現有の水質予測モデル改良
平成18年度既存情報収集整理、対象種の選定
 5,480
 〃19年度既存情報収集・整理、調査、モデル化
 7,249
 〃20年度    同   上
 〃21年度同 上、モデル化試験運用、調製
 〃22年度モデル化・試験運用、他生物検討

財政課処理欄

 
  中海ひいては汽水域全体の研究であり、鳥取県だけが負担する必要はありません。 

  研究員派遣に係る経費についてのみ、別事業で計上。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算額 5,480 0 0 0 0 0 0 0 5,480
要求額 7,249 0 0 0 0 0 0 0 7,249

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0