1 背景・目的
住宅の建築戸数が年々減少するなか、県内工務店の多くは大手住宅メーカーの商品力・営業力などに押され、じり貧状態を続けている。
林業、製材、大工・左官と、多くの産業がかかわる木造住宅は地域の風土に根ざした家であり、それは伝統であり地域の経済、文化という点からも振興が必要である。
このため、木造住宅生産者の企画力・技術向上、また県民に広く木造住宅の魅力を伝え、県産材需要拡大を推進する団体の活動を支援することにより、地元住宅産業の振興と森林・林業の活性化を行うとともに伝統技術の継承に資する。
2 事業概要
木造住宅生産者団体が行う次の目的を達成する事業を支援する。
- 木造住宅の普及推進
- 木造住宅生産技術の研究・開発並びに品質の向上
- 木造住宅産業の振興と地場産業の育成
- 県民の住文化の向上
- 森林環境保全及び県産材需要拡大の推進
3 所要経費 補助率:2/3
補助金:1,400千円((国1/2×0.9、県1/2×1.1)
(事業費 2,100千円)