現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成19年度予算 の 農林水産部の[廃止]キオビオオハリナシバチの利用技術の開発
平成19年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:園芸試験場費
事業名:

[廃止]キオビオオハリナシバチの利用技術の開発

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農林水産部 園芸試験場 野菜研究室  電話番号:0858-37-4211


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
19年度予算計上額 0千円 0千円 0千円 0.00人 0.00人 0.00人
19年度予算要求額 0千円 0千円 0千円 0.00人 0.00人 0.00人
18年度予算額 240千円 5,674千円 5,914千円 0.76人 0.05人 0.09人

事業費

要求額:0千円  (前年度予算額 240千円)  財源:受託  

課長査定: 

事業内容

概略説明

南米原産のキオビオオハリナシバチがトマトの交配用昆虫として有益なことが、世界で初めて確認された。このハチは、マルハナバチ、ミツバチに比べて優れた特性を多く持つことから、島根大学、石原産業株式会社、岡山県農業総合センターとの共同研究により実用技術を開発する。
本県は、ハリナシバチの受粉評価試験を担当した。

1 事業の成果

ア 夏に交配を行うミニトマトで試験した結果、ハリナシバチは午前7時30分から11時30分が巣からの出入りが活発で、設置後4日目ら出巣し、26日目以降に、ハウス環境に適応することがわかった。

イ ハリナシバチの巣からの出入り個体数は、ハウス内気温が40℃未満で高いほど、湿度は 60%未満、照度は15klx以上で増加することがわかった。

ウ ミニトマトへの訪花はマルハナバチより少なく、着果率も劣ったが、これは高温等ハウス環境の影響と考えられ、今後、改善対策を検討する必要があった。

エ ハチの巣材をエサ箱表面及びエサ箱から3m離れたミニトマトの株の近くに設置すること で、ハチの活動が活発化し訪花が増すことがわかった。
2 残された課題
 ハリナシバチをハウス内で活発に活動させるには、ハウス内の温度を下げる環境改善対策について研究を重ねる必要があると考えられる。この点については、大学と企業にゆだね、本県は試験実施しないこととする。



財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算額 240 0 0 0 0 0 0 240 0
要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0