廃止理由:一括交付金化による
1 概 要
県内に所在する全ての文化財(国・県・市町村指定文化財、国登録有形文化財)について、積極的な公開・活用を支援し県民への普及・啓発に努める。
2 背景・現状
(1)平成16年度から建造物の公開を対象に事業を実施し、今まで公開等が行われていなかった建造物が公開され、好評を得た。
(2)建造物以外の文化財の公開にも助成を望む声があったため、平成17年度から、建造物に限らず全ての文化財を対象としたことにより、公開される文化財が増え、県民が親しむことができる機会が増え、文化財の普及・啓発につながっている。
(3)個人所有の文化財では、非公開のものが多いが、門脇家住宅、河本家住宅など、公開が恒例となているものにおいては、来訪者から好評を得ている上、毎年、数多くの県民が訪れている。
(4)一方で、無計画な公開・活用は文化財の価値を損なう恐れがあるため、保存等への配慮が必要である。
3 事業内容
(1)文化財公開・活用支援事業【1,641千円】
事業主体 | 市町村 |
施行者 | 文化財所有者 |
対象 | 国・県指定文化財
国・県選定伝統的建造物群
国登録有形文化財
市町村指定文化財 |
補助率 | 県 1/2(上限200千円)
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補助対象 | (1)公開・活用のための小規模修理・養生
(2)公開用パンフレットの作成
(3)展示・案内に関すること
(4)監視・誘導員の配置
(5)公開活用計画の策定 |
※文化財建造物支援事業において修理を実施した建造物については、積極的な公開を働きかけ、その中で修理工程の紹介を併せて行うようにする。