［廃止］園芸作物優良種苗供給事業

　園芸作物の優良種苗を県内の生産者に安定的に供給するため、果樹・野菜のウイルス検定を実施し、無毒性を補償する。また、弓浜地区の砂畑向け品種として選抜された白ネギの「改良伯州５号」の原種種苗を保存し、安定的に供給する。
１　事業の内容

	ナ　シ	優良品種「おさゴールド」および園芸試験場の育成系統の母樹を保存するとともに、苗木生産用のを供給する《全農鳥取との委託契約》。
	イチゴ	全農鳥取種苗バイテクセンターで生産した苗の無毒性を検定する《受託》。
	白ﾈｷﾞ	優良系統の「改良伯州５号」の原種を保存するとともに、種子を安定供給する（白ﾈｷﾞ改良協会に供給《財産収入》）。

３　事業の効果

＊

品種の混入や病源菌の汚染のない種苗（苗木・タネ）が生産者に供給され、品種に対する信頼性が維持される。

４　これまでの成果

	ナ　シ	「おさゴールド」の穂木６万本（150haの苗木に相当）を供給した。
	イチゴ	ウイルスフリー化による20%以上の増収が可能となった。
	白ﾈｷﾞ	「改良白州５号」の種子を供給した（10haの植え付けに相当）。

５　廃止した理由
　種苗の供給について、民間でも一定基準以上の品質で供給が可能と判断されたため本事業は廃止とする。