廃止理由:事業完了による
1 事業の概要
平成20年度の大分国体から正式種目となる山岳競技「ボルダリング種目」の普及と強化を図るため、鳥取県立鳥取中央育英高等学校体育館にボルダリング壁を設置する。
2 現 状
(1) 国民体育大会山岳競技は、平成20年度から種目変更が決定している。
・ 現 行 … クライミングと縦走
・ 変更後 … クライミングとボルダリング
(2) 既存の施設は、県民体育館にある「クライミング種目のアップ 用」として整備されたもので、ボルダリングの強化用としては使用不可能。
(3) 山岳競技は、鳥取県のお家芸となって活躍している。・ 近年の国体における入賞得点は次のとおり
第57回国体(H14年度) = 15点
第58回国体(H15年度) = 51点
第59回国体(H16年度) = 54点
第60回国体(H17年度) = 60点
3 必 要 性
(1) 県内に強化用のボルダリング設備がなく、選手強化が全く図れない状況。
(2) 数少ないお家芸の衰退につながる。
(3) 平成20年度の種目導入に間に合わせるためには、H18年度の新入生から強化を開始し、H20年には3年生として出場する必要がある。
〔工事及び強化計画〕
平成18年度 | 平成19年度 | 平成20年度 |
工事完了 | 強化対象
1年生 | 強化対象 1・2年生 | 強化対象
1〜3年生 | 国体出場 |
(4) 鳥取中央育英高等学校には、クライミングウォールも設置されており、隣接してボルダリングを設置することにより、2種目の系統的かつ効果的な強化が図れる。
(5) 近隣に小学校や中学校もあり、将来的には、より早い段階での競技普及や強化につながる。
4 経 費 11,142千円
(1) 工 事 費 9,313,920円
(2) マット等物品代 1,827,735円