概略説明
県内で栽培されている地域特産の作物で、@登録農薬が極めて少ない作物、Aほとんど登録がなく、病害虫が防ぎきれないことによって栽培不可能な作物に対し、本事業により農薬の効果試験や残留試験などを行ない、農薬の適用拡大を進める。
1 事業の効果
本事業を活用し、平成18年度(10月現在)に農薬適用拡大1剤、試験データを3剤分(内1剤は薬効・薬害データのみ)を農薬メーカーに提出した。
2 今後の課題
全国的に生産量の少ない農産物の栽培者からは、まだまだ農薬登録を進めて欲しいとの要望がある。また、新たな病害虫の発生や薬剤抵抗性の問題等もあり、今後も農薬の適用拡大を進めていく必要がある。
3 廃止の理由
平成19年度より、生産振興課要求事業「農薬適正使用推進事業」に統合するため、本事業は廃止する。