廃止事業の概要
1 事業の概要
旧東伯町農協管内の肥育農家自立を支援するための資金融通を円滑化するため、債務保証基盤を強化する。
2背景・目的・効果
(1) 背景
旧東伯町農協の肥育農家は肥育費用を農協立替払いで出荷後精算している。
この方法は、東伯町農協独自の方法で、農協の経営が悪化している現状では存続は困難となっている。
東伯町農協の管内の肥育農家の中には、肥育費用の立替払い制度から脱却し、自立を目指す動きをする農家もある。
その場合、素牛代等の費用は飼料会社等の支援を受けられる可能性があるが、粗飼料代等の随時払いの運転資金は、自らで資金を借り入れする必要が生じる。
(2) 目的
鳥取県農業信用基金協会債務保証の基盤を強化し、肥育農家に対する資金融通を円滑化する。
(3) 効果
代位弁済発生時の基金協会のリスク減少させ、債務保証をしやすくする。基金協会の債務保証が得られれば、融資機関も資金を融通しやすくなる。
肥育農家が資金借り入れしやすく、自立が円滑に行われるようになる。
3 事業内容
(1) 鳥取県農業信用基金協会が現在行っている特別準備金制度に、肥育農家自立支援のための特例枠を新設する。
(2) 農家が運転資金(「農業経営改善促進資金」を想定)を借り入れ、基金協会が債務保証をする場合、特別準備金制度の対象額を超えた額について特別準備金制度に準じて基金協会に出えんを行う。
負担割合:県2/3、基金協会1/3
廃止の理由
債務保証実施による事業廃止