概略説明
新たに育成されたストック品種を、本県の一般的な栽培方式で栽培し、その特性と本県への適応性を検討する。
1 事業の成果
(1) | 10品種を8月8日直播きし、11月7日、15名の審査員で審査した。 |
(2) | 1等特別賞に‘ピンク キッド’、2等に‘ホワイトレボリューションV’、3等に‘SBホワイトNO1’が入賞した。これらの品種は、本県における8月上旬播種、11月上旬収穫の作型に適すると考えられる。 |
(3) | 普及方法
審査会終了後、ほ場を一般公開した。また、花き指導者協議会等で生産者に生育特性を説明し、情報を公開するとともに、普及を図る。 |
2 残された課題
(1) | 本年は異常高温で経過したため、本来の開花期は複数年にわたって特性調査必要。 |
(2) | 他の作型での適応性を検討する必要がある。また、中山間地における特性調査を行い、中山間地における適応性を評価する必要がある。 |
(3) | 生産者への啓蒙と普及、栽培面積の拡大を図る必要がある。 |
事業実施期間: 平成18年度
受託元: 社団法人 日本種苗協会