農林水産部 林業試験場 木材利用研究室 電話番号:0858-85-2511
要求額:0千円 (前年度予算額 981千円) 財源:単県
課長査定:
4 事業の成果 @台風被害スギ材とロシアカラマツによる複合合板の開発、性能評価 台風被害を受けたスギ材とロシアカラマツとの複合化合板について、スギを合板の「添え芯」として使うことによって「もめ」(強風によって揺さぶられて幹に出来たシワ)の強度性能への影響を抑えることが出来、JAS2級を十分に上回ることができた。これにより、被害材の合板原材料としての利用に道筋が付き、併せて間伐小径材、根曲がり材等の活用にもつながる。またスギの「もめ」は完全な座屈でなければ乾燥によって見分けが付きにくくなる場合が多かったことから、化粧用単板としての利用も一部可能である。