1 東アジア地方政府観光フォーラム(EATOF)に係る恒久事務局
の設置
(1)背 景
・平成18年12月に韓国江原道で開催されたEATOF実務者会議で、平成20年1月の恒久事務局設置とその運営費として参加各地域が通常会費 (年1回)を支払うことが決定。
・これについては平成19年9月に開催されるEATOF本会議で正式に決定される予定。
(2)事業概要及び要求額 1,230千円
EATOF本会議等での合意事項の実施・計画及び連絡調整、ホーム ページ管理などを実施する機関として平成20年1月に設置される恒久事務局の運営費として、参加地域(10地域)が通常会費(負担金)を年1回納入する(第1回:平成20年2月)。
○EATOF恒久事務局運営負担金:1,230千円
・事務局運営費(ホームページ管理、連絡調整等)
・人件費の一部などに充当。
[ EATOFの概要 ]
EATOFは本県を含めた東アジア10地域の相互理解を深め、域内交流を促進するとともに、相互に協力して世界各地からの観光客誘致を図るため設立された機関であるが、このEATOFの機能強化を図り、国外から一層の観光客誘致を図る。
○会員地域(10地域)
鳥取県、韓国江原道、中国吉林省、ロシア沿海地方、モンゴル中央県、マレーシア・サラワク州、インドネシア・ジョグジャカルタ州、フィリピン・セブ州、タイ・チェンマイ県、ベトナム・クアンニン省
○平成19年度(第7回)EATOF本会議開催概要(予定)
・開催地:タイ・チェンマイ県
・時 期:平成19年9月5日〜7日
・参加者:8名(県3、CIR3、民間1、学会1)
・内 容
:参加地域の知事・行政・観光業界・大学等の産・官・学が集い、相互理解を深めることで、世界各地からの観光客誘致を図る。
2 環日本海圏観光促進協議会の休止
(1)背 景
鳥取県の提案により、平成8年7月に設立された「環日本海圏観光促進協議会」は「環日本海圏(現 北東アジア)地方政府国際交流・協力サミット」の併設会議として、これまで環日本海圏5地域の共同反映と各地域の緊密な交流を進め、各地域間の国際観光交流の促進する役割を担ってきた。
しかし、その構成メンバー全てがEATOFの会員地域であり、またEATOFが恒久事務局設置などにより今後機能強化を図っていくことから、これに併せて当協議会の活動を平成19年度から当面の間休止するよう4地域に提案したところ、合意を得た。
○構成地域
鳥取県、韓国江原道、中国吉林省、ロシア沿海地方、モンゴル中央県
(2)事業概要及び要求額 △9,115千円
平成19年度に鳥取県で開催を予定していた「第9回環日本海圏観光促進協議会」について休止が合意されたため、当初予算に計上していた開催経費の全額を減額するものである。
3 所要額 △7,885千円
【内訳】
EATOF恒久事務局運営負担金 1,230千円
環日本海圏観光促進協議会開催経費 △9,115千円
・費用弁償 △306千円
・食糧費 △900千円
・報償費 △100千円
・使用料 △2,362千円
・委託料 △5,409千円
・補助金 △38千円