現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成19年度予算 の 福祉保健部の[制度改正要求]鳥取県看護職員養成確保奨学金制度(鳥取大学医学部保健学科関係)
平成19年度予算
6月補正 一般事業  課長要求      支出科目  款:衛生費 項:医薬費 目:保健師等指導管理費
事業名:

[制度改正要求]鳥取県看護職員養成確保奨学金制度(鳥取大学医学部保健学科関係)

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福祉保健部 医療政策課 看護係  電話番号:0857-26-7190

事業費

要求額:0千円    財源:単県  

課長査定:ゼロ 

事業内容

 1 目的

    県内で就業する看護師数の増と資質の向上を図るため
  鳥取大学が平成20年度から実施予定の医学部保健学科地域
  枠入学の学生を対象に県が実施する奨学金制度について、よ
  り多くの学生を確保できるよう制度内容を一部改正しようとする
  もの。


2 医療現場等における看護職員の状況等

   医療の高度専門化、多様化に伴い、大学卒業看護師の需要
  が高まっているが、その確保が困難な状況にある。
大学卒業看護師の県内定着が非常に望まれる状況にあ
が、県外大学に進学した学生の多くはそのまま県外に留まる
傾向が強い。
   
 ● 現在の、鳥大卒と県外大学卒では、需要に応えられない状況
   毎年40人程度の県外看護大学進学者のうち、県内就職の割
合は、2〜3割程度

  <看護大学卒業者の県内就業状況>
  年度 県外から
 の流入
    鳥大卒業者  合計
  県内者 県外者
  H15 14 14 14 42
  H16  9 17 18 44
  H17 10 11 10 31


 ● 鳥大進学者を増やし、県内就業者を増やす必要がある。
県は、鳥取大学医学部が平成20年度から計画している保健
学科看護学専攻の地域枠入学者に対し、卒業者の県内就業
増を図るため、 奨学金を貸し付け、県内就業義務を科す奨
学金制度を創設した。

 3 要求理由

   奨学金制度は既存の修学金制度と貸付月額、返還免除
  に係る条件がほぼ同様の内容となっている。

   県外大学への進学を考えている生徒を鳥取大学へ進
学させ、卒後は県内医療機関への就業を促す必要があ
る。
このためには、鳥取大学地域枠で入学した場合受ける
奨学金の制度を修学資金制度より金額面、返還債務の
  免除条件で優遇区別し、生徒の県外流出を抑制すること
  により、県内の大学卒看護師数の増を図る。
 

 4 要求内容

(1) 奨学金月額の増  48,000円 ⇒ 60,000円

(2) 返還免除条件の緩和
    200床以上の病院
     ・看護職員養成機関、大学(教育担当)
      に5年間就業した場合 
  半額免除 ⇒ 全額免除


5 鳥大県内出身者の就業状況
年度
県内
県外
合計
鳥大病院
その他
H15
20
H16
22
H17
17

 ※その他の医療機関

    (東部) 中央病院、日赤病院、鳥取市立病院、生協病院
      西鳥取病院

    (中部) 厚生病院、藤井政雄記念病院

    (西部) 済生会病院、博愛病院、長田産婦人科
         ミオ・ファティリティ・クリニック

★ 鳥取県地域枠の卒業生は、広く県内の医療機関への
就職が期待できる。


財政課処理欄


  既存の修学資金よりも貸付条件を優遇するのなら、免除条件を厳しくすべきだと思います。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0