1 教育相談事業の概要
不登校やいじめなどの学校生活上の問題、しつけや親子関係 などの家庭教育上の問題、障害または発達上気がかりなことに
ついて、本人、保護者並びに教職員から相談に応じ、指導・支援
を行う。
2 背景・現状
○相談内容が複合化、多様化してきており、背景を見据えた個々 に応じた対応が必要である。
○幼児期の療育や学校における校内体制が整うにつれ、各期の支 援を適切につなぐ、一貫した教育相談と継続した支援が必要であ
る。
○援助体制などの学校の対応策についてチーム支援等の工夫が
求められている。
3 目的
○専門医や専門相談員、関係機関と連携し、本人、保護者並びに
教職員に対して、状況に応じた指導・支援を行う。
○学校の教育相談活動を支援する。
・児童生徒に対して有効な援助を行った事例の提供
・学校内外の組織がうまく連携した事例や必要な実態把握と効果
的な教材・教具及び具体的な支援方法についての情報提供
・職員研修などでの指導・助言
4 教育センターが行う相談事業
教育相談事業
学校生活や家庭教育 上の諸問題や発達上気 がかりなことや障害に関 する相談 | 細 事 業 | 対 応 者 |
(1)教育相談 | 職員 |
(2)障害児専門相談員による教育相談 | 障害児専門相談員 |
(3)専門医等による教育相談 | 専門医 |
(4)障害児巡回就学相談 | 養護学校の教員等 |
事業内容
(1) 教育相談
相談方法 | 相談時間等 |
電話相談 | 月曜日〜土曜日・8時30分〜午後8時 | 年末・年始・
祝日を除く |
来所相談 | 月曜日〜土曜日・8時30分〜午後5時 |
訪問相談 | 要請により学校訪問 |
メール相談 | 24時間受付 |
(2)障害児専門相談員による教育相談
・ことばの遅れ、発達障害等についての継続的な相談・トレーニ
ング
相談日等:月曜日〜金曜日 午前8時30分〜午後5時
年間245回
(3)専門医等による教育相談
@教育相談
・不登校、ひきこもりや発達に関わる相談に対する医学的立場
からの指導・助言
会場(月回数):県内3カ所 東部(3回)・中部(1回)・西部(1回)
A連絡協議会
・不登校などの問題解決に向けた組織的取組や相談体制のあ
り方を協議
回数:年1回
構成員(地区単位):地区の専門医、教育局担当者、
教育相談課担当者
(4)巡回就学相談「一人一人の子どもを伸ばす教育相談会」
・適正就学に向けた就学に関する教育相談・各地区ごとの情報
提供
・移行支援、就学後の支援の充実
会場(年回数):県内3カ所 東部(5回)・中部(2回)・西部(2回)
5 所要経費 5,545千円(昨年度:6,162千円)