現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成19年度予算 の 教育委員会の県立学校耐震化推進事業(鳥取西高校講堂耐震改修)
平成19年度予算
9月補正 一般事業  課長要求      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:教育財産管理費
事業名:

県立学校耐震化推進事業(鳥取西高校講堂耐震改修)

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教育委員会 教育環境課 高等学校整備・情報化担当  電話番号:0857-26-7507

事業費

要求額:2,324千円    財源:単県  

課長査定:計上   計上額:1,921千円

事業内容

1 事業の目的

平成17年度に耐震診断を実施し耐震補強が必要とされている鳥取西高校の講堂について、必要な耐震改修及び内部改修を行う。

2 事業実施の背景

    • 当校は平成29年度を目途に現在地で全面改築を予定しているところであるが、敷地の大半が国史跡指定地内となっているため、改築にあたっては埋蔵文化財調査が必要。
    • 16年度に実施した地質調査の結果、現在講堂が建っている場所は地盤が悪く、新たに建物を建てることができないことが判明するとともに、将来の石垣修復のスペース確保が必要であることがわかり、校舎建築可能面積が縮小した。
    • 体育館2棟分の改築スペースを校地内に確保できないため、講堂については当面耐震補強を行って活用することとし、体育館については第2グラウンドに新築することとした。
    • 新体育館は平成22年度に完成予定であり、同年現体育館は解体される予定である。
    • 鳥取市は鳥取城跡整備事業を実施しており、整備期間は平成18年度から平成47年度の30年間を予定。そのうち平成27年度までの10年間で登城路の復元が行われる予定。
    • 登城路の復元の一部として、現在当校の通学路上にある太鼓御門(現在は石垣のみ)の櫓(やぐら)を復元するために必要な埋蔵文化財調査が平成20年度半ばから23年度にかけて実施される。
    • 太鼓御門周辺の埋蔵文化財調査が本格化すると、工事車両の進入が困難になるため、遅くとも平成20年度中の工事完成が求められる。

2 事業内容
(1)耐震改修(計22,586千円計上
主な改修項目
内容
ブレース(筋交い)新設現在、長手方向(長辺)壁面にはいくらかブレースが設置されているが、追加設置することにより耐震強度を増す。(8面)
現在、屋根面には全くブレースが設置されていないため、設置することにより耐震強度を増す。(約900u)
壁新設現在、桁行き方向(長辺)には出入り口が設置されているが、これを壁に変えることによって耐震強度を増す。
なお、出入り口は移設設置する。
柱補強現在、いくつかの鉄骨部材を組み合わせて作られている柱を一枚のプレートでつなげることによって耐震強度を増す。(8箇所)
                20,216
(2)耐震改修付帯工事(計20,316千円)
主な改修項目
内容
ギャラリー改修
(ギャラリーとは中2階に設置された管理用の回廊)
現在、老朽化によりたわみが発生しており危険であり新設する。併せて、落下防止のため手すりの高さを高くする。
なお、壁面へのブレース設置のためには必ず外さないと作業ができない。
水飲み場及び足洗い場の移設上記の壁の新設に伴い移設した出入り口を短手方向(短辺)壁面に新設するが、ここには既存の水飲み場及び足洗い場があるため、移設が必要。

                 6,707
(3)老朽化等に伴う改修(20,430千円)
主な改修項目
内容
床面改修老朽化によりたわみや凹凸が発生しており、ケガの危険性も高いためヤスリ掛けをして再塗装を行う。
×サッシ改修2階部分にあるサッシは現在手動で開閉しているが、手間と危険性を回避するため、1階で操作できるようにする。
×部室等内部改修部室(新体操、ブラスバンド)及び器具庫を改修後も長く維持するために、必要最小限の床や壁の改修を行う。
防球ネット改修既存の防球ネットは腐食が進み、再塗装が必要な時期を迎えている。耐震改修で設置する足場を共用することによりコスト縮減が図られる。

3 事業フロー

4 要求額内訳
(単位:千円)

区分

19年度

20年度

合計

実施設計・工事監理

1,921
2,324

1,140
1,240

3,061
3,564

耐震補強工事

0

60,110
76,895

60,110
76,895

合計

1,921
2,324

61,250
78,135

63,171
80,459
( 注)財源は防災対策事業債を活用。

5 事業スケジュール



財政課処理欄

 
老朽化対策改修は、アリーナ・ステージの床面改修及び防球ネット改修分を計上します。
それ以外の改修については、適切な時期に県立学校営繕費で対応してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 2,324 0 0 0 0 1,000 0 0 1,324

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 1,921 0 0 0 0 1,000 0 0 921
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0