1 事業の目的
旧耐震基準以前の建物について耐震診断を実施し、計画的に耐震改修等を進める。
2 事業内容
平成18年度に耐震診断を実施した建物について、耐震改修工事にかかる補強計画を作成する。
<県立学校の耐震化の現況>
(注)
○耐震化済とは、耐震性があると推定される建物(新耐震基準以前に建てられているが、平成10〜11年度に耐震診断を実施し、改修の必要がない又は補強済みの建物)
○鳥取緑風高校(農産加工棟)及び米子白鳳高校(産振棟)については、平成17年度に耐震診断を実施しているが、既に耐震補強済みであるため、耐震化済に整理している。
○建替予定等とは、改築・取り壊し・統廃合・廃校の年度が決定しているもの、生徒・教職員が全く使用していないもの。
<17,18年度に実施した耐震診断結果>
種別 | 学校数 | 耐震診断棟数 |
高等学校 | 22校 | 118棟 |
盲・聾・養護学校 | 6校 | 16棟 |
合計 | 28校 | 134棟 |
(注)[耐震診断を実施しない3校の理由]
○米子西高校は全ての棟が新耐震基準で建てられている。
○米子工業高校は新耐震基準で建てられた体育館を除いて、全面的に改築する。
○白兎養護学校は旧耐震基準で建てられた棟が1棟あるが平成10,11年度に耐震診断を実施し、耐震性があることが確認されている。(単位:棟)
区分 | 安全性評価結果 | A | B | C | 計 |
緊急度判定結果 | @ | A | B | C | D | E | F |
| 33 | 23 | 30 | 13 | 3 | 3 | 13 | 118 |
| − | 1 | 2 | − | 2 | − | 11 | 16 |
合計 | 33 | 24 | 32 | 13 | 5 | 3 | 24 | 134 |
耐震化の必要な棟数合計 | 110 | | |
<内訳>H17:40棟 H18:70棟
(注)安全性評価について 緊急度判定について
A・・・改築・耐震補強 @・・・高い
B・・・耐震補強 A〜E・・・低い
C・・・耐震上問題なし F・・・なし
<耐震化の必要な棟に関する予算措置の状況>
3 事業フロー
4 今回予算要求する棟の考え方
- 耐震診断の結果、耐震性を有しないことが明らかであること(補強計画策定順は緊急度の高さや特別支援学校を優先)
- 当該施設について、学校としての利用計画があること
5 要求額内訳
(注)財源は国土交通省の補助金を活用。
6 事業スケジュール