林業低コスト化地域活動支援事業

熱意のある実施主体が作成した地域の工夫や経験を生かした儲かる林業推進のためのプランに対し支援

２　現状と背景

●低コスト林業推進事業により、作業効率の向上が見込める機械整備が進もうとしている。　しかし機械本体に限って支援するもので弾力的ではない。

●儲かる林業のための施策を効率的に推進するためには、熱意のある実施主体に対し最も必要とする効果的な支援が必要

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○現場の実情や実施主体の機械保有状況等により低コスト対策が異なる
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○地域の実情を承知している八頭総合事務所の裁量に委ねる（補助金交付要綱等は八頭総合事務所で作成）

３　事業の必要性と緊急性

●近年、八頭地域（特に智頭）から良質材の出荷が減少

○一方、国産材流通の新たな動きが見られる中、木材生産や森林整備に取り組みたいという意欲も見られる

●林家への利益の還元に乏しい状況が続いている等、林業低コスト化のための対策や支援の必要性について現場の声

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林業の収益性を改善し、地域に活力をもたらすためには
○スピード感のある対応が不可欠
○熱意のある者を緊急的に支援
４　事業の方向性

○現場のアイデアを活かし、県が連携することにより地域の自立度をより高める。　→　現場の創意工夫や細かなノウハウをいかした対策への支援

○普及を専任化したところであり、企業的な林業者を支援

５　事業の内容

【新規】林業低コスト化地域活動支援事業

○実施主体が地域の実情に応じ、自ら作成する目標実現のための計画に対して支援（枠予算としてプランを審査）

（１）既存のバックホウ等にウインチ整備をした木材搬出効率の向上

（２）既設作業道の部分改良、整備等による木材運搬の効率化　等

○事業実施主体　：　森林所有者、素材生産業者、森林組合、森林所有者等で組織する団体

○補助経費　：　実行経費の１／２以内（上限30万円）

○事業期間　：　平成19年度から平成20年度（２ヵ年）

６　要求額　　　６２９千円

事業名	事業費	要求額	国費	県費	備考
支援事業	1,200	600	−	600	１／２
事務費	29	29	−	29	審査費
計	1,229	629	−	629