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平成19年度予算
9月補正 一般事業  課長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:畜産業費 目:家畜保健衛生費
事業名:

家畜伝染病予防事業

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農林水産部 畜産課 衛生環境係  電話番号:0857-26-7286

事業費

要求額:19,808千円    財源:単県  

課長査定:保留(一部ゼロ)   保留額:15,690千円

事業内容

1 事業概要

       高病原性鳥インフルエンザが発生した場合、発生農家の早期通報を促し、迅速な防疫措置が講じられるよう、殺処分、焼埋却の命令又は指示を受けた発生農家に対して、損失を補填することで、安心して経営が維持され、また再開可能となる体制を整える。
2 事業の緊急性
       本病の国内への侵入に関しては、国の高病原性鳥インフルエンザ感染経路究明チームは、海外からの野鳥の関与を想定しており、これら野鳥が多く飛来する10月頃までに措置する必要がある。

3 事業内容
      @殺処分鶏などの焼埋却は経営規模の拡大により、生産者自らが迅速かつ的確に実施することが困難となってきている。これらの防疫措置の実効性を確保するため、焼埋却については一律、県が実施し、国1/2、県1/2経費負担を行う。

      A早期通報を確保し、発生農家の財産処分損失による経営再開への影響を緩和するため、殺処分鶏及び卵など汚染物品の評価額に対する1/5補償を行う。

      B移動制限対象農家における鶏卵等の価格減少分に係る国の基準価格を超える特殊卵等に対して損失補填する。
4 要求額  19,808千円


事業内容
要求額
国費
県費
発生農場焼埋却費負担
15,690
7,845
7,845
発生農場処分鶏等損失補填
2,402
2,402
特殊卵等損失補填
1,716
1,716
合計
19,808
7,845
11,963


財政課処理欄


@ 発生農家の焼埋却経費 (現行: 国50%・共済40%・発生農家10% → 要求: 国1/2・県1/2)

   保留。

    人に感染する可能性のある伝染病であり、速やかに処分するべき。

                          

A 発生農家の殺処分の鶏・卵の価格補填 (現行: 国4/5・発生農家1/5 → 要求: 国4/5・県1/5)

   ゼロ。 @により行政として県民の安全は確保する。
       それ以上の支援(発生農家負担ゼロ)は、農家の発生予防意識の後退に繋がる恐れもあることから、疑問。



B 移動制限対象農家の特殊鶏・特殊卵の価格補填 (現行: 普通鶏・普通卵は国1/2 ・ 県1/2、
                                       特殊鶏と普通鶏、特殊卵と普通卵の差額は農家
                                → 要求: 普通鶏・普通卵は国1/2 ・ 県1/2、
                                       特殊鶏と普通鶏、特殊卵と普通卵の差額は県)

   ゼロ。 原則、農家が追うべきリスクと考える。
       対象が特定農家に限られており、支援の必要性は被害状況によって個別検討すればよい。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 136,410 67,927 9,089 0 0 0 0 49 59,345
要求額 19,808 7,845 0 0 0 0 0 0 11,963

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 15,690 7,845 0 0 0 0 0 0 7,845
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0