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平成19年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:衛生環境研究所費
事業名:

磁気分離法による環境水等の浄化に関する研究

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生活環境部 衛生環境研究所 環境化学室  電話番号:0858-35-5416


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
19年度予算計上額 1,733千円 2,442千円 4,175千円 0.36人 0.00人 0.00人
19年度予算要求額 1,733千円 2,430千円 4,163千円 0.35人 0.00人 0.00人
18年度予算額 1,300千円 1,975千円 3,275千円 0.30人 0.00人 0.00人

事業費

要求額:1,733千円  (前年度予算額 1,300千円)  財源:単県  

課長査定:計上   計上額:1,733千円

事業内容

1 事業の概要

    • 磁気分離法を利用し、
  (1) 排水等からの病原性細菌・ウイルス除去技術

  (2) 海水・河川水等に含まれるの細菌・ウイルス検査法

 への応用を図る。

    • H18年度は、担磁(吸着剤)方法の開発と模擬的な排水からの除去試験を実施している。
    • H19年度は、吸着剤の再生方法、細菌・ウイルスの誘出方法を開発し、実排水及び実環境水による処理試験を行う。
              【共同研究機関: 鳥取大学工学部】

2 事業の目的・効果・背景等

(1) 背景・目的

 既存の水処理技術では処理が困難な細菌・ウイルスは、排水等から河川・海水等へ排出され、環境汚染につながる可能性が指摘されている。

 また、海水・河川水中のウイルスは非常に低濃度で存在し、有効な検査法(濃縮法)がなく、環境中での実態が把握できないものがある。

 以上から、河川水、海水等の安全性を確保し、食中毒、感染症を防止するためには、

        • 排水からの細菌、ウイルスの効率的な除去技術の開発
        • 効率的な検査のための前処理(濃縮)技術の開発
が強く求められる。

 H19年度は、H18年度に検討を進めている担磁方法(吸着剤)を活用し、開発した磁気分離装置を使い、実排水、実環境水に対する浄化試験を実施する。

(2) 事業の効果

    •  排水等の浄化技術を確立することで、環境中への細菌・ウイルスの排出を抑制し、海水・河川水及び水産食品の安全性を確保できる。
    •  低濃度細菌・ウイルスの検査技術を確立することにより、環境中での実態調査やサーベイランスへの活用が図れる。
3 事業の内容
    • 平成18年度
 (1) 担磁方法(細菌・ウイルス吸着材)の開発

    ・マグネタイトの合成  ・吸着条件の検討

 (2) 模擬的な細菌・ウイルス含有水を用いた浄化試験

    • 平成19年度
 【排水等の浄化技術への応用】

  (1) 実排水を用いた細菌・ウイルス除去試験

  (2) 吸着材の再生方法の開発

 【細菌・ウイルス検査の前処理への応用】

  (1) ウイルス再誘出法の開発

  (2) PCR検査への適用性の評価

  (3) 実排水を用いた濃縮試験

    • 平成20年度
  連続処理装置の設計と処理性能試験の評価

4 平成19年度要求額内訳(単位:千円)

内   訳
金    額
学会、技術研修会への出席
160
試験検査のための消耗品費
194
試験検査のための医薬材料費
1,266
電話、郵券代、学会資料代
113
合  計
1,733
5 事業期間及び経費
 
区  分
事業内容
事業費(千円)
H18年度
担磁方法
模擬排水試験
1,300
H19年度
実排水処理試験
PCR検査適用性評価
1,733
H20年度
連続処理装置設計
処理性能の評価試験
1,500
 





財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算額 1,300 0 0 0 0 0 0 0 1,300
要求額 1,733 0 0 0 0 0 0 0 1,733

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 1,733 0 0 0 0 0 0 0 1,733
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0