1 事業の概要
鳥取県石綿による健康被害を防止するための緊急措置に関する条例に基づき、県民の石綿粉じんによる健康被害を防止するため、解体等工事業者、建築物所有者への立入検査及び指導、環境大気中の石綿粉じん濃度調査を行う。
2 事業内容
○吹付け石綿が使用されている多数の者が利用する建築物への
立入検査、適正管理の指導
○建築物等の解体等工事への立入検査、基準遵守の指導
○行政検査
○県内の環境大気中の石綿粉じん濃度調査
3 現状・背景
最近、石綿粉じん暴露による労働者の中皮腫等による死亡状況が明らかされ、その家族及び製造工場周辺の住民の健康被害が明らかになるなど、県民の石綿粉じんによる健康被害への不安が大きくなっている。
そこで、国の法制度が整備されるまでの緊急措置として「鳥取県石綿による健康被害を防止するための緊急措置に関する条例」が平成17年10月に制定された。
4 効果
建築物の吹付け石綿の適正管理、建築物等の解体等工事の基準遵守により、県民の不安の解消、石綿の粉じんの飛散による健康被害の防止が図られる。