1 目的・効果
・青少年を対象に質の高い古典芸能の鑑賞機会を提供し、次世 代を担う鑑賞者の育成を図る。
・県文化振興財団主催の鑑賞公演の前に古典芸能を楽しむため
の講座を開設し、古典芸能の世界を身近に感じられる機会を
創出する。
2 背景
○本県の古典芸能をめぐる状況
・古典芸能を鑑賞する機会や指導者が少なく、一般県民、 特に若年層が古典芸能に触れる機会が少ない。
○これまでの取組
・古典芸能文化講座:親子を対象に古典芸能鑑賞公演の前 に古典芸能を楽しむための講座を開設し、古典芸能への
理解を深めるとともに鑑賞者の開発を図る。
(実施分野:歌舞伎、能、狂言) ・古典芸能体験教室:子どもを対象に実際に古典芸能を見
て、触れて、体験するためのワークショップを開催。 (実施分野:日本舞踊、民謡、狂言)
○課題
・ワークショップなどは類似の取組がすでに行われてい
る。
(例)伝統文化活性化国民協会「伝統文化こども教室」
県文化振興財団「芸術宅配便」
・質の高い作品の鑑賞を通じて「感動」体験を持つこと
が古典芸能に親しむ最も有効なアプローチである。
3 事業の概要
@鑑賞機会の提供
○舞台公演
県中学校文化連盟と連携し、中学校合同文化祭の場を活 用することにより、中学生に質の高い古典芸能舞台公演を
鑑賞する機会を提供。
○ワークショップ
あわせて公演の前後に、希望する学校を対象に出演者に
よるワークショップを開催。
・日時:各合同文化祭の開催日(2回 東部および中部)
・会場:各合同文化祭の会場(2会場 東部および中部)
・対象:各合同文化祭の参加中学生(1000人×2回程度)
・演目:日本舞踊若手グループ「弧の会」による「御
柱祭」等
・参加費:無料
・その他:希望校を対象に学校を会場にしたワークショ
ップを開催。(1校×2回程度)
A古典芸能文化講座
県文化振興財団主催の古典芸能鑑賞公演(予定として狂
言、歌舞伎)の前に、若年層や一般県民を対象としたレ
クチャーを開講する。
・日時:公演前の一日(2回)
・会場:公演会場に同じ(2会場)
・対象:若年層や一般県民
・内容:出演者などを講師に迎え、狂言、歌舞伎公演
(予定)の前に狂言、歌舞伎の魅力や公演の見どこ
ろなどをわかりやすく解説する。
4 所要額 6,550千円
委託料 5,850千円
公演料・ワークショップ 4,868千円
古典芸能文化講座
@491千円×2=982千円
標準事務費 700千円