1 事業の目的及び背景
○目 的
- 災害に強いまちづくり・・・ライフラインの確保
- IT社会に向けた都市基盤として適正かつ円滑な運用・維持管理
○背 景
- 電線共同溝の整備に関する特別措置法第18条により管理規定の策定が義務付けられている。管理規定により管理台帳を整備する必要があるが未整備。
- 他県の会計検査では実態調査が行われており、整備が急務。
- 道路占用工事等申請時においては、倉庫での必要な資料の検索、現地での確認等が必要となり多大な時間を要している状況。
- 非常時(地震等によるライフラインの寸断)における迅速かつ的確な対応ができない。
2 事業内容及び効果
○事業内容
- 資料収集及び現地調査
- 管理台帳作成(様式−1)
記入事項:規模、構造、収容物件の種類、敷設状況、工事着手及び完了年月日、管理者名、連絡先ほか
- 位置図、平面図、管理系統図、縦断図、横断図の電子データ作成
- システム化・・・地図と各図面等のリンク付け
○効 果
- 維持管理の効率化が図られる。
- 紙ベースから電子データベース管理による検索性の向上と毀損、滅失防止が図られる。
- 台帳整備と併せて保守・点検実施により、タイムリーな維持修繕計画及び実施が可能となりコスト縮減が図れる。
- 更新、増設等電線共同溝占用事業者に対する速やかな対応が可能となる。
3 所要経費
平成19年度: 8,100千円(ABEの3路線 L=2,160m)
平成20年度: 9,000千円(@CDの3路線 L=2,830m)
合 計 :17,100千円(6路線 L=4,990m)
※台帳整備路線
路 線 名 | 全 長(m) |
@県道米子広瀬線 | 790 |
A県道米子停車場線 | 840 |
B県道米子境港線 | 680 |
C県道米子港線 | 970 |
D県道皆生西原線 | 1,070 |
E国道181号線 | 640 |
合 計 | 4,990 |