【概要説明】
塩分導入実証試験は、湖山池を汽水湖として再生することを目的に、平成17年11月から平成20年度までを試験期間として湖山池に日本海からの塩分を導入し、水質や生態系などの環境へ与える影響について調査するものである。
この試験の実施にあたって、試験関係施設(大寺屋貯水池)の維持管理や、適正な水門操作による塩素イオン濃度の管理を行う必要がある。
【事業内容】
◎塩分導入実証試験関係施設の維持管理
試験中、暫定的に砂丘畑へ真水を送水するため、代替水源施設の一部である貯水池の維持管理を行う。
◎適正な水門操作による塩素イオン濃度の管理
湖山池における所定の塩素イオン濃度を管理するには、日本海と湖山池の水位差、塩素イオン濃度の状況から湖山池への塩分流入量等を予測する高度な水理計算が必要となる。
【事業費】
◎塩分導入実証試験関係施設の維持管理
・貯水池の除草 1式 C= 259千円
・貯水池の浚渫 1式 C=2,913千円
◎適正な水門操作による塩素イオン濃度管理
・塩分導入期水門操作委託 1式 C=2,625千円
・水門操作委託(早朝分+待機費)C=2,396千円
扉門組合事務経費 1式 C= 156千円
・塩分濃度情報受信システム使用料 1式 C=118千円