現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成19年度予算 の 県土整備部のアラメ藻場造成事業
平成19年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:水産業費 目:水産基盤整備事業費
事業名:

アラメ藻場造成事業

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県土整備部 空港港湾課 漁港・漁場係  電話番号:0857-26-7311


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
19年度予算計上額 2,912千円 2,607千円 5,519千円 0.31人 0.00人 0.00人
19年度予算要求額 2,912千円 4,132千円 7,044千円 0.55人 0.00人 0.00人
18年度予算額 3,850千円 5,075千円 8,925千円 0.66人 0.00人 0.00人

事業費

要求額:2,912千円  (前年度予算額 3,850千円)  財源:単県  

課長査定:計上   計上額:2,912千円

事業内容

1 事業の背景


    平成11年度に藻場分布調査を実施した結果、鳥取県沿岸の藻場は減少傾向にあり、また同年に漁業者を対象にしたアンケート調査でも半数以上が減少したと回答している。
    減少の原因解明は困難であるが、アラメ移植により増殖することがわかっており、回復あるいは現状維持が可能である。
    藻場の役割
    ○魚介類への生育場や餌料の供給
    ○窒素やリンなどの栄養塩の吸収による水質浄化
    ○光合成による溶存CO2の吸収(面積当りの吸収量は森林の約5倍)
    ○環境・漁業に関する学習機会の提供
    藻場が減少すると・・・
    (漁業面)藻場を生育場・餌場とする魚介類の減少
    (環境面)海域の富栄養化及びそれに伴う赤潮の発生
2 事業の目的
    減少傾向にある鳥取県沿岸の藻場の回復を図るため、県内各地でアラメの移植を実施する。
      ○平成16年に策定した「藻場造成アクションプログラム」に基づき藻場造成を実施
      ○平成20年には漁業者の多くが「藻場の回復」を実感し、沿岸の豊かな資源の回復が図られることを目標とする。
3 事業内容・所要経費
(1)事業主体:鳥取県
(2)実施年度:平成16年〜20年度
(3)藻場分布調査の実施(19年度)
    県内3地点(東・中・西部)で簡易な藻場分布調査を実施し、全県的な分布調査の必要性を検討する。
(4)実施内容・経費
注)単位:千円、(  )は18年度事業費
事業名
実施主体
実施内容
事業費
備考
@アラメ種苗生産鳥取県栽培漁業協会移植用アラメ苗(種苗)の生産
株縄:約150m他
(1,251)
912
県が委託
Aアラメ藻場造成
沿岸でのアラメ移植
5箇所
(うち公共連携4箇所)
(604)
422
B藻場造成実践活動助成漁業者・NPO等漁業者・NPO等が実施する藻場造成・調査活動等に対し補助
(1,200)
1,200
県補助事業
C藻場分布・経過調査鳥取県栽培漁業センターアラメ移植後の経過調査・藻場分布調査
(570)
270
県事業
事務費空港港湾課
(225)
108
(3,850)
2,912
アラメ海中林

    ○コンブ目の大型海藻
    ○6年の寿命、150pまで成長
    ○水深5mより浅い磯に海中林形成
    ○落ちた葉はアワビ、サザエの餌に
アラメ苗(種苗)

    ○栽培漁業協会で生産
    ○アラメプレート・株縄を岩盤・コンクリートに装着


財政課処理欄

 引き続き実施効果を検証しながら、経費節減に努めてください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算額 3,850 0 0 0 0 0 0 0 3,850
要求額 2,912 0 0 0 0 0 0 0 2,912

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 2,912 0 0 0 0 0 0 0 2,912
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0