米子空港滑走路２，５００ｍ化関連事業

１　事業の目的

　本事業は、米子空港滑走路２，５００ｍ化事業が早期に供用開始できる環境を整えるため、地域振興計画で地元と約束している米子空港周辺の県事業の実施等をするものである。

　米子空港（美保飛行場）は、国際空港として山陰の空の玄関であり、地域経済の発展や日本海対岸諸国との交流促進に重要な役割を果たしている。

　平成１３年４月に開設された米子〜ソウル間の国際定期航空路線の運航も定着し、平成１５年７月の東京便５便化、昨年２月の名古屋便２便化など、米子空港に寄せられる期待は益々高まっており、早期整備が不可欠である。

　滑走路延長工事は国土交通省の事業として、平成１３年度新規事業採択され、平成２０年度の供用開始を目指して事業が進められている。国は平成１８年３月に現地着工し本格的に工事を進めているところである。

（１）防音堤関連　○６８，０００ 千円

　地域振興計画に記載されている事業。滑走路延長に伴う離発着時の騒音を軽減する目的で設置。

・本工事　防音堤　２基、防音壁　１基 （５０，５００ 千円）
・補償工事　立木移植　1式（１７，５００ 千円）

　地域振興計画に記載されている事業。鉄道により分断された中浜地区を結ぶ生活道路の確保を目的として整備。
　　　　　　　　　　　　　 １０，０００
・本工事　L＝１００m　（１１，０００ 千円）
・用地及び補償　用地買収　１式、
　工作物等補償　１式　（１０，５００ 千円）

・調整会議構成員謝礼　　 ７２０ 千円
・米子空港滑走路延長
　建設促進期成同盟会負担金　○　３００ 千円
・事務費　○ ３，１７０千円