1 経緯・目的
○公共施設の維持管理に対する県民の関心は高い。
(H18県民の声、東部総合事務所維持管理課所管分)
| 人口集中地域(DID)内 | (参考) 全 体 |
道路河川施設関係 | 31件 | 49件 |
環境関係(ゴミ等) | 18件 | 23件 |
その他 | 12件 | 28件 |
合計 | 61件 | 100件 |
○これら「住民視点」の情報を上手く公共施設の維持管理に活用することが必要
○そこで施設管理者(県)の視点ではなく住民視点(今までと逆)を主体とすることにより低コストで官民が協調した公共施設の維持管理を実施
○これは素早い情報収集と迅速な対応に繋がり、後手になりがちな維持管理分野において住民満足度が向上
○このため地元から主体的に発せられる住民視点の意見を積極的に受け入れる制度として「公共施設管理サポーター」を創設
【事業の狙い】
§情報先取りによる攻め(先手)の維持管理
§不足している住民感覚情報の補間
2 事業概要
公共施設管理に意欲有る方を公募し「サポーター」として登録住民の視点で公共施設を巡視。意見・提言を直接県へ報告
対象は個人、企業(宅配等)など
作業服と腕章の着用により地域住民の意識啓発にも寄与
平成19年度はモデル的に人口集中地域(DID)に限定し県管理の道路と河川(区間を指定)について実施
(サポーターの活動内容)
・道路は歩道、河川は管理道を主に徒歩でパトロールし、意見・提案等を県へ報告(随時)(メール・fax)
・緊急なものは電話等により即座に通報
・地域への啓発活動(地区活動への積極的な参加、講演など)
・軽易なもの(ゴミ草木等)については自ら実践処理
3 所要経費 1,825千円
活動費 1,250千円(25人×10月×@5,000円)
備品費 150千円(デジカメ:チーフ5名×@30,000円)
消耗品費 425千円(ごみ袋:3,000円×25人=75,000円)
(ジャンバ腕章:8,000円×25人=200,000円)
(連絡会:2,500円×15人×4回=150,000円)