≪目 的≫
企業の成長段階に応じた支援を行うことにより新事業、成長企業の創出を図る(2つのファンドが連動)
(実用化段階の支援)
@スタート・アップ応援型ファンド
→年間10、10年間で100の地域資源を活用した新事業を創出
[背景]共同開発等により、地域資源※の高付加価値化のためのシーズ(種)が増加
・国大型研究プロジェクト:10件(H14〜)
・鳥取大学共同研究:160件(H18)
・中小企業経営革新型研究:166件(H13〜)
※地域資源:産学官による共同研究の成果、農林水産資源、観光資源
<内容>
県と(独)中小企業基盤整備機構とが(財)鳥取県産業振興機構に対し無利子貸付し、そのファンドの運用益により中小企業等の活動へ助成する
[運用主体](予定)
(財)鳥取県産業振興機構
[運用規模](予定)
5,000,000千円(運用期間:10年)
【内訳】県:1,000,000千円〔20%〕
中小機構:4,000,000千円〔80%〕
(運用益)
5,000,000千円×1.67%(県債運用想定)≒ 83,500千円/年
[支援内容]
試作改良、デザイン、サンプル調査、人材育成、販路開拓、広告宣伝等の実用化に向けた活動に対し支援を行う
※トライアル発注制度の導入
上記、研究開発などにより新たに開発された成果を、県が購入し、展示・評価して、信用力付加、販路拡大に寄与する「トライアル発注制度」を導入するための枠予算を措置
備品購入費 5,000千円
(事業化段階の支援)
Aステップ・アップ応援型ファンド
→株式公開(10社目標)を目指す
[背景]・H14.2に投資開始した現行ファンド(3億円×2組合)の終了
・成長企業の出現(上場有望県内2社程度)
・現行のベンチャーキャピタルからのファンド組成の要請
<内容>
県、(独)中小企業基盤整備機構及び金融機関等が投資事業組合(ファンド)に出資し、集まった資金を県内を中心とした中小企業へ投資を行う(株式取得、転換社債等引受)
[運用主体](予定)
とっとりキャピタル(株)、ごうぎんキャピタル(株)
[運用規模](予定)
75,000千円×2組合(出資期間:10年)
【内訳】県:75,000千円×2〔10%〕
中小機構:450,000千円×2〔60%〕
金融機関等:225,000千円×2〔30%〕
[支援内容]
設備整備等の事業化に向けた活動に対し支援を行う
(投資先)
域外新市場への新事業展開に向けて株式公開などを指向する又は成長段階にある中小企業者
*1件当たり投資額はキャピタルが決定する
*県内への投資割合は50%以上を目標に出資者で取り決めする
5,155,000(0)千円
〔内訳〕
@スタート・アップ応援型ファンド
5,000,000千円
Aステップ・アップ応援型ファンド
150,000千円(75,000千円×2組合)
Bトライアル発注制度予算枠
5,000千円