【財政課長査定結果】
・査定:台湾関係事業はゼロ
・理由:台湾関係は次回補正送りとします。
1 経緯と今後の方向
<経 緯>
○近年、台湾大手航空会社が定期便化へ重点化
・チャイナ航空(広島空港デイリー化、関西空港の定期便就航開始)
・エバー航空(関西空港の定期便増便、中部国際空港の定期便就航開 始)
○台湾チャーター便誘致の動きが本格化
・立栄航空による今春の台湾チャーター便(台北〜高松〜米子)計画 あり
→これまでにない台湾誘客の絶好のチャンス到来。各県との誘致競 争の激化。
これまで以上に、誘客の取組を充実・強化していくことが必要
<今後の方向>
○これまでの他県と共同した広域的連携による取組に加えて、今後、本 県への誘客を一層推進するため、本県独自の観光PRを進める
→他県との広域連携による協力と、他県との差別化を図るべく競争 の両面による誘客対策が必要
(他県との連携)島根県、中国5県、香川県との連携事業
2 復活要求理由(緊急性)
(1)(新)台湾人観光客誘致対策
日本各地で台湾誘客競争が激化する中、本県においても、年度当初から年間を通して、本県の観光魅力を積極的にPRし、チャーター便及び台湾人観光客を誘致することが重要かつ急務。
→観光PRのテーマ:
年配向け =春「桜」、秋「紅葉」、冬「雪、温泉」
ファミリー向け =夏「アニメ(青山剛昌ふるさと館、水木 しげる記念館)」
→夏の誘客対策に向けて、4月、5月頃に台湾マスコミ招請を行 うことが必要。
※特に3月オープン予定の「青山剛昌ふるさと館」は、台湾 でファミリー向け旅行商品として訴求力の高い観光素材 であり、この素材を中心として台湾向けに夏の魅力を強力 にPRすることが誘客にとって非常に効果的。
(2)共同台湾チャーター便観光客誘致事業
今春台湾チャーター便就航が実現する見込み。
今後は、夏以降の台湾チャーター便誘致を目指して、効果的なタイ
ミングを見計らって、香川県と共同して積極的に誘致を行うことが急 務。
→航空会社の秋チャーター運行計画は7月頃にほぼ決定される見込 み。
(国へのチャーター便運行計画認可申請は就航日90日前まで
に提出が必要)
→したがって、台湾チャーター便誘致に向けて、当面鳥取香川合同 台湾ミッションを5月〜6月頃に実施することが必要(香川県 も同方針)。(例:平成17年5月台湾ミッション実施)
3 目 的
訪日客数の多い台湾を誘客重点ターゲットとして、本県の知名度向上・イメージアップと旅行商品の造成・販売支援を行うことにより、国際定期便及びチャーター便を利用した台湾人観光客の誘致を一層図る。
4 事業概要
(1)(新)台湾人観光客誘致対策(2,781千円)
国際定期便等を利用した台湾人観光客誘致を一層促進するため、本県の観光PRと旅行商品の造成販売支援を図り、他県との差別化を図る。
○台湾マスコミ等取材受入事業(特別旅費:781)
・(台北〜関空)@130,100円×3名×2回
○台湾広報宣伝事業(委託料:2,000)
・原稿制作・掲載委託料 500千円×4回
(2)共同台湾チャーター便観光客誘致事業(2,000千円)
他県と共同で台湾チャーター便の就航及び台湾人観光客の誘致を図る。
○鳥取香川共同台湾事業負担金(2,000)
・事業費 4,000千円(両県で各2,000千円負担)
・内 容 台湾ミッション、旅行AGT視察ツアー
5 復活要求額
4,781千円