【財政課長査定】:ゼロ
・意識調査:すでに観光課で実施、重複して実施する必要はない
・大山王国のホームページ掲載:大山王国ですでに情報提供をしている
・歴史文化講習会:市町村が主体的に対応されるべき
・山陰両県の共同事業:連携は現在も実施している
【要求理由】
文化財主事が活動するための経費の要求。
1 文化財主事配置の目的(ミッション)
- 大山中海圏域にある歴史文化資源を掘り起こし、広く県内外にその魅力を情報発信する。
- 観光における歴史文化資源の活用を促進する。
- 広域での連携を促進し、歴史文化資源の魅力の向上を図る。
2 現状
- 大山中海圏域には多くの歴史文化資源が点在しており、各地でガイド組織が設立されるなど、それぞれが独自の活動を行っている。
(事例)
ガイド解説
散策地図
大山町(後醍醐天皇、小泉八雲をテーマとしたコース)
米子市(旧淀江町、下町)
文化財講座−妻木晩田遺跡など
- 現在行われている取組のほとんどが自治体あるいは施設単位で実施されている。
3 課題
- 歴史文化は行政区域にとらわれることなく、広域的なつながりを持たせることによって訴求力が高まり、魅力も向上する。
→広域連携とテーマ性のある企画立案、情報発信が必要
- 歴史文化関係の情報整理が不十分であるため、うまく観光に活かせていない。
→情報を整理して観光客へ提供することが必要
↓
*これらの課題を解決するためには、各地域(市町村)がバラバラの取組を行っていてはダメ。
*県(大山中海観光室文化財主事)がコーディネーターとなって関係機関の連携を促す。
4 事業内容
歴史文化資源の観光活用促進に関する取組を行う。
(取組内容)
- 市町村や民間が実施する歴史文化活用事業に対する人的支援
- 広域的な歴史文化資源の活用促進
- 島根県との共同企画推進(関係部局と連携)
- 観光関係者への歴史文化に関する情報の提供
必要経費:319千円(うち標準事務費 190千円)
講習会:講師謝金・特別旅費