【財政課長査定】
・イメージアップ宣伝チラシのみ計上
・ その他についてはゼロ
(地元自治体や各団体等の主体的な取り組みの側面支援にとどめる)
【部長復活要求】
事業の中身を再整理し、個別要求を一本化して以下のとおり要求する。
また事業内容見直しに伴い、事業名も「大山中海エコツーリズム推進事
業」に名称変更する。
1 背景・課題
<背景>
*中海・宍道湖がラムサール条約登録(17年11月)
*大山が「日本の名峰」人気投票第3位にランクイン(18年7月)
*観光立国推進基本法が19年1月1日施行
(エコツーリズム推進法案は次期通常国会で継続審議)
<課題>
*この自然環境並びにこれを背景とした文化・歴史の地域資源を守りながら活用することが重要
*大山の一木一石運動など地元関係者による地道な環境保護活動も行われているが、メンバーの固定化・高齢化により、運動の拡大、継続が困難な状況
*保全された環境が経済効果を生み出していく仕組みづくりが必要
2 事業の必要性
◆エコツーリズムとは
*地域資源を保護しながらその資源を生かした観光によって地域振興を
図ること。
*5つの立場(旅行者・地域住民・観光業者・研究者・行政)の協力に
よって推進される地域振興策の今後の目玉
◆県が支援する理由
*エコツーリズム推進は国策
*環境立県をさらに加速させる取り組み
*専門家(日本エコツーリズム協会)とプロ(モンベル社)が認めた地域
大山中海エリア
*環境省も注目のリーディングプロジェクトである当事業
*その他の波及効果
@地域挙げての地域振興策であり、住民による地域保護運動へ発展
A大山中海圏域には推進する土壌にあり、地域関係者の気運がある。
B全国に先駆けて名乗りを挙げることで、注目とチャンスをつかむ!
◆大山山麓地域におけるエコツーリズム推進の動向
地域の民間団体主導によるエコツーリズム導入に向けての取組状況
◆大山山麓エコツーリズムサミット開催(3月11日 於:皆生温泉)
*主催:(仮称)大山中海エコツーリズム推進協議会
*日本エコツーリズム協会 愛知和男会長出席
*日本エコツーリズム協会 初代会長兼高かおる氏 出席予定
*大山山麓周辺市町村首長に出席要請中
◆日本エコツーリズム協会受託事業
「エコツアーガイド養成講習会」開催(3月12日〜14日於:皆生温泉)
*主催:皆生温泉旅館組合(今回のみ)
*日本を代表するトップクラスのエコガイド講師陣5名招致
*当講習会はこれまで東京・富士山・六甲の3箇所のみで開催
今後はこの講習会を定例化し、毎年当地域で開催予定
・当地域をエコツーリズムの西日本メッカとして全国へアピール
・サミットを契機に具体的な推進事業を開始(アクション!)
→4月以降のエコツーリズム推進事業について支援
3 事業内容及び所要経費
(1)大山中海エコツーリズム推進事業の支援(補助金)1,000千円
@対象経費 大山中海エリアのエコツーリズム推進事業経費
・エコツアーガイド養成講習会
・コーディネーター養成講習会
・エコガイド人材バンク設立
・エコツアーメニューブック制作
・エコツアー広報宣伝
※メニュー造成経費は対象外(メニューオーディション事業を活用)
※事務局人件費及び事務所運営費は対象外
A補 助 率 2分の1(事業主体1/2 : 県1/2)
B補助限度額 1,000千円
C事業主体 (仮称)大山中海エコツーリズム推進協議会
構成予定団体
・大山山麓観光推進協議会(8市町村の協議会)
・山陰中央リゾート協議会(6市町村の観光協会)
・NPO法人大山中海観光推進機構
・NPO法人皆生ライフセービングクラブ
・皆生温泉旅館組合
(2)大山中海エコツーリズム推進事務費
560千円
@地元住民向けエコツーリズム啓発事業 260千円
エコツーリズム浸透を図るための地元向け公開エコセミナー開催
(当地で開催されるエコツアーガイド養成講習会の日本エコツーリズム協会講師陣の二次的活用)
A連絡調整等事務経費 300千円
要求額 1,560千円 (標準事務費500千円)