次世代・地域資源産業育成支援事業

１　事業の目的と背景

（１）目　的
　企業の成長段階に応じたリスクマネー供給等により新事業創出の支援を図る（２つのファンドが連動）
※地域資源：産学官による共同研究の成果、農林水産資源、観光資源等

　（実用化段階の支援）
　�@スタート・アップ応援型ファンド
　　　→年間１０、１０年間で１００の地域資源を活用した新事業を創出
　　　　　　　　　　　　　↓
　　　　　　　　実用化に向けて重点支援　　
　
　（背景）
共同開発等により、地域資源の高付加価値化のためのシーズ（種）が増加
　例）間伐材を利用した炭電池、バイオエタノールの商品化、ヒト遺伝子を保有するマウスの量産　　　　　　

　　　
　　（事業化段階の支援）
　�Aステップ・アップ応援型ファンド
　　　→株式公開（１０社目標）を目指す
　　　　　　　　　　
　（背景）
　現行のベンチャーファンドの活用により、成長企業出現
　有望な地域資源の域外展開により、企業の成長に期待　

２　事業の概要

�@スタート･アップ応援型ファンド
　　県と（独）中小企業基盤整備機構とが（財）鳥取県産業振興機構に対し無利子貸付し、その基金の運用益により中小企業等の活動へ助成する（運用期間：１０年）

（運用益）
　　5,000,000千円×1.67%（県債運用想定）≒　83,500千円／年

（助成対象）
　
　
　　
�Aステップ・アップ応援型ファンド
　県、中小機構及び金融機関等が２投資事業組合（ファンド）に出資し、集まった資金を県内を中心とした中小企業へ投資を行う（株式取得、転換社債等引受）
（出資額）出資総額：７億５千万円×２組合
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　＊出資総額の決定はキャピタルごとに行う
　　　　　　　　　　
（投資対象）
○地域資源を活用するなどして創業又は経営の革新を図り、域外新市場への新事業展開に向けて株式公開などを指向する又は成長段階にある中小企業者
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　＊投資額の決定はキャピタルごとに行う
　　　　

３　要求額

　　５，１５０，０００（０）千円

〔内訳〕
�@スタート･アップ応援型ファンド
　　5,000,000千円
【負担内訳】
　県：1,000,000千円〔20％〕
　中小機構：4,000,000千円〔80％〕

�Aステップ・アップ応援型ファンド
　　150,000千円（75,000千円×２組合）
【負担内訳】
　県：75,000千円〔10％〕×２
　中小機構：450,000千円〔60％〕×２
　金融機関等：225,000千円〔30％〕×２