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平成19年度予算
6月補正 一般事業  部長要求      支出科目  款:衛生費 項:医薬費 目:医務費
事業名:

医師養成確保奨学金貸与事業

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福祉保健部 医療政策課 地域医療推進室  電話番号:0857-26-7195

事業費

要求額:48,080千円    財源:単県  (要求額の内訳)   復活:48,080千円

部長査定:ゼロ 

事業内容

1 課長査定結果 => 「0」
 平成20年度の新入生から月額10万円を貸し付けることとします。


2 要求趣旨

    • 医療制度改革により、医療提供体制の確保が県の責務として具体化されたところ。そのための必要要件である医師確保対策に積極的に取り組むことが求められている。
県は「医療提供体制の確保を図るための計画(医療計画)」を定める必要があり、その計画には「医師等医療従事者の確保に関する事項」を定める必要がある。
(医療法 第1条の3、第30条の4)
    • 恒常的な医師不足の中で、大学在学生にも奨学金を貸与し、卒業後の県内病院勤務を義務化することによる早期かつ継続的な医師確保対策が必要
【新たな奨学金施策】
    • 鳥取大学医学部在学生枠(対象:3〜5年生)
    • 県外医大学生枠(対象:1〜5年生)

【現場に出る奨学金受給医師数(累計)】
    • 医師供給効果が現れるのは5年後=>2年後に
地域枠【既存】
鳥大在学生枠
県外大学生枠
(月額12万円)
(月額10万円)
(月額10万円)
H21(2年後)
H22(3年後)
H23(4年後)
H24(5年後)
H25(6年後)
H26(7年後)


3 要求額
      48,080千円

      (内訳)
      医師養成確保奨学金   48,000千円
      奨学生選考委員会経費      80千円

4 事業概要

○医師養成確保奨学金制度(鳥大在学生枠)
【新規】 18,000千円
貸付対象者
鳥取大学医学部の地域枠以外の在学者
(3〜5年生に限る・県内出身者には限定しない)
貸付条件
大学が設定する地域枠入学者と同様の地域医療カリキュラムの受講を求める。
貸  付  枠
15人以内(3〜5年生 各学年5人)
奨学金の額
月額10万円 (年額1,200千円)
返 還 免 除
 卒業後、返還猶予期間(貸与期間の1.5倍に相当する期間で、臨床研修期間は除く)内に、知事の指定する県内病院等に貸付期間と同期間勤務した場合に返還免除。
備   考
募集はH19年度のみ実施



○医師養成確保奨学金制度(県外大学生枠)
【新規】 30,000千円
貸付対象者
鳥取大学以外の大学医学部の入学者、在学者
(1〜5年生の県内出身者に限る)
貸付条件
サマーセミナー等地域医療を体験する事業への参加を義務付け、県内医療の理解に努める。
貸  付  枠
25人以内(1〜5年生 各学年5人)
奨学金の額
月額10万円 (年額1,200千円)
返 還 免 除
 卒業後、返還猶予期間(貸与期間の1.5倍に相当する期間で、臨床研修期間は除く)内に、知事の指定する県内病院等に貸付期間と同期間勤務した場合に返還免除。
備   考
H19年度の募集は1〜5年生。H20年度以降は新規入学者のみを対象として継続
自治医科大学の学生は対象としない


財政課処理欄


   5年生に月額10万円の奨学金を貸与しても、貸付期間が短いため、返還免除条件となる県内病院への勤務年数も短期間となることから、
   県内の医師確保への効果は薄いと思われますので、貸付対象学年を再考してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 48,080 0 0 0 0 0 0 0 48,080
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 48,080 0 0 0 0 0 0 0 48,080
要求総額 48,080 0 0 0 0 0 0 0 48,080

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0