【課長査定結果】
既存の修学資金よりも貸付条件を優遇するのなら、
免除条件を厳しくすべき。
《 復活要求趣旨 》
1 背景・目的
(1) 看護現場のリーダーとして期待される大卒看護師確保が困
難な状況。
(2) 県外大学進学者が増加しているが、県内就業者は少ない。
(3) 鳥大進学者低迷の状況で、H20より地域枠創設予定。
(4) 地域枠創設趣旨=[優秀な地元学生の確保かつ県内就業]
を確実なものとするため、地域枠に連動した奨学金の充実が
必要。
○地域枠の概要 平成20年度創設
地元高校出身者 10名以内
2 要求理由
(1) 多数の高校生が鳥大を受験しているが合格が難しい状況で、
地域枠創設により合格者総数を増やすためには、県外大学受
験者を鳥大受験へと誘導する必要あり。
(2) そのためには、修学資金貸与月額より増額した貸与額と
することによる、鳥大受験への誘導対策が必要。
(3) また、看護現場のリーダーとなるよう、学生時に地域医療体験
等を義務化し、地域医療に対する知識習得、リーダーとしての意
識醸成に努める必要がある。
3 県外大学進学者数等
(1) 県内医療機関の大卒看護師供給見込者数
H18〜H22 供給見込数 186人 < 雇用希望者数 380人
(過去3年間の平均から)
(2) 県外大学進学者数と県内就業者数
(3) 鳥大受験者数と県内出身者合格者数
4 要求内容
奨学金月額 48,000円 ⇒ 60,000円
※ 「地域医療体験等の義務化」=返還免除条件の附加増
地域医療体験を義務化し、地域医療に対する知識習得、リーダーとしての意識を醸成する。
医療の高度専門化、多様化に伴い、大学卒業看護師の需要が高まっている中で、大学卒業看護師に、より長く県内に定着してもらうため、修学資金の義務年限を5年より1年延長させ6年とする。 よって、月額貸与額を増額する。