1.課長査定結果 ⇒「事業費の一部のみ計上」
◆査定コメント「まず、事業費を確定してください」 ‥要求額がNPO等との協働を想定した額として確定したものに
なっておらず、継続費の計上も不適当。
<課長査定計上額>
| 19年度 | 20年度 | 21年度 | 22年度 | 計 | 内 訳 |
委託料(施工) | 2,460 | | − | − | 2,460 | 芝施工費の一部 |
委託料(維持) | − | | | | | |
そ の 他 | 800 | | − | − | 800 | プロポ経費 |
計 | 3,260 | ←単年度事業として査定 | 3,260 | |
2.復活要求内容 ⇒ 芝施工に係る経費について精査し復
活要求
<復活要求額内訳>
| 継続費で要求 | 計 |
内 訳 |
19年度 | 20年度 | 21年度 | 22年度 |
委託料(施工) | 1,253 | 8,664 | − | − | 11,819 | 芝施工費の一部 |
委託料(維持) | − | 634 | 634 | 634 | 1,902 | 維持指導費 |
そ の 他 | | 730 | − | − | 730 | 芝刈機購入 |
計 | 1,253 | 10,028 | 634 | 634 | 12,549 | |
◆芝施工に係る経費については芝生化後の適切な維持管理・養
生のための散水設備等が施工できる事業費規模は必要
⇒NPO等との協働を想定した事業費規模に精査し継続費要求
◆適切な維持管理方法・指導を含めて提案型コンペを行うた
め維持管理指導等経費が必要 ⇒継続費要求
◆芝施工は芝の活着の有効性から工期が限られ公募型コンペ
方式で実施するにあたり二ヵ年が必要 ⇒継続費要求
<参考>過去の芝生化事業費実績額
学 校 名 | 面 積 | 事 業 費 |
米子南高校 | 3,285u | 14,621千円 |
青谷高校 | 2,288u | 10,028千円 |
※教育環境課HP(芝生化事業の実施実績)
3.事業の背景・整備の考え方
・学校校庭・グラウンドの芝生化は様々な教育的な効果が期待で
きることから関心が高まっている。
・聾、養護学校については順次グランド芝生化に既に取組んでき
た。
・高校についても平成16年度に米子東高校第三グラウンド、平成 18年度には青谷高校第二グラウンド、米子南高校ソフトボール
グラウンドを芝生化したところであり、芝生化等が可能なグラ
ウンド等について順次整備を進める。
4.目的・効果
・芝(自然)に触れることによる豊かな心の醸成、心の落ち着き
・生徒のケガ防止
・環境配慮への取組み【生徒への環境意識の浸透】
・砂ぼこり等の発生を抑制し周辺住居への飛砂を防止
・飛砂等の校舎内への浸入低減
・地産地消(県内産芝の使用) 等
5.事業内容
(1)整備内容 高校2校のグランド等を芝生化
学 校 名 | 整備面積 | 場 所 |
倉 吉 西 | 700u | 中庭 |
米子白鳳 | 6,000u | グラウンドの一部(5割程度を芝生化) |
計 | 6,700u | |
(2)事業の進め方
⇒芝生化後の適正で低廉な養生・維持管理を重視
(協働してきたNPOからの指摘)
学校における芝生の適正管理業務として委託 | ← | 整地・スプリンクラー等基盤整備業務 |
芝張り業務 |
芝養生・維持管理指導業務
(芝生化済の他校も含む県全体の) |
◆提案型コンペにより企画提案を受け、選定委員会により委託先
を決定。
◆企画提案には生徒参加型の芝作業や緑化による地球温暖化
抑制など環境学習機会の提供など単なる工事でなく教育面、管
理面での効用を期待。 |
6.事業費(19〜22年度継続費:総計15,809千円)
〔委託料〕
◆芝生創作業務(基盤整備・芝張り等) 12,377千円
◆維持管理指導業務 1,902千円
〔その他〕
◆提案型プロポ所要経費(審査委員旅費・報償費) 800千円
◆芝刈り機購入費(備品購入費) 730千円