1 事業概要
◆ 学習館においては、直接に海の生物を見たり触れることができ
る設備は重要で、現に玄関ホールの水槽は子供たちに人気が高 い。
◆ 玄関ホールの水槽コーナーの魅力を高めるため
@ 大型水槽を移設して、玄関コーナーを多くの来館者が楽しめ
るように整備する。
A 海の生きものに触れることができる「ふれあい水槽」を玄関
ホールに新たに設ける。
2 財政課長の査定結果
(1)管理運営費 【8,289千円】→ 7,625千円
(2)教育普及・調査研究費 【6,835千円】→ 2,096千円
(3)玄関ホール水槽整備費 【当初要求なし】→ 追加要求
3 追加要求の背景・効果
(1)玄関ホール大型水槽の移設
現在の大型水槽は、子供たちを中心とした来館者に人気が高い。しかし、展示室への通路に立ち止まって観察する配置となっており、入館者が多い夏季には、大変な混雑を呈している。この大型水槽を移設して、混雑の緩和と学習館の新たな魅力向上を図る。
(2) 「ふれあい水槽」の新設
特に子供たちが、ヒトデやウニなどの磯場の生きものをいつでも触れられるために、磯場の岩などを模した臨場感のある水槽を新たに設置する。
4 追加要求の内容および経費
区 分 | 経費
(千円) | 備 考 |
(1)大型水槽の移動費及びそれに伴う配管等の工事費 | 578 | ・大型水槽の移設費・工事費
(移動に伴い冷水機への給排水配管の取替えが必要となるが、今後の新しい大型水槽の設置にも利用できるようにする。)
・撤去部品の処分費 |
(2)「ふれあい水槽」の新設 | 283 | ・既存のアクリル水槽に磯場を模した擬岩や砂場を設けて、ヒトデ、ウニ、イソギンチャクなどの生きものと触れて楽しめるコーナーとする。 |
(3)水槽用海水の搬入委託 | 237 | ・年間15回の海水交換を行なう。
(@15,000円/回) |
計 | 1,098 | |
【参考:今後の予定】
@ 玄関ホール水槽整備(今回の部長復活で追加要求)
・大型水槽の移設及びそれに伴う工事費
・「ふれあい水槽」の新設
・水槽用海水の搬入委託
A 玄関ホール大型水槽の新設(平成19年度6月補正で要求予定)
・多様な海の生きものを生態展示できる新タイプの大型水槽の
新設
(@で移設した大型水槽は、設置後10年を経過し、水槽本体や付属 品の耐用年数は超えている。交換部品がないものも多く、更新した
ほうが安全。 )
B 展示室内で生きものに触れられる水槽の設置
(平成20年度当初で要求予定)
・海岸の岩場、砂場、磯場を模したコーナーで、海の生きもの
に触れられる水槽を配置予定。