1 事業の背景
・障害者対策が施設福祉から地域生活支援へと移る中、障害者が地域生活を送る上で、就業は重要な課題となっている。
・障害者の就労支援の一つとして、職業能力を高めるための訓練機会の提供が必要となっている。
2 事業の概要
・障害者を対象とした職業訓練を実施し、就業に必要な技能・知識の習得の機会を提供するとともに、障害者の雇用・就業の促進を図る。(平成16年度より実施)
3 事業の内容
(1)施設内訓練
○実施主体 倉吉高等技術専門校
○対 象 者 知的障害者(養護学校高等部卒業未就職者)
○訓練場所 旧積善学園(H18)→倉吉専門校(H19)
○実施定員 10名(H18)→15名(H19)
○訓練期間 1年
○訓練内容 ・基礎的訓練(基礎学力・体力、接遇等)
・実践的訓練(企業実習等)
(2)委託訓練
○実施主体 各高等技術専門校(NPO法人等への委託)
○対 象 者 身体障害者等
○実施定員 50名
○訓練期間 3か月程度
○訓練内容 ・知識技能習得コース(パソコン活用等)
・実践能力習得コース(企業実習)
(新)・eラーニングコース
4 主な変更点
(1)〔施設内訓練〕正職員の訓練指導員の配置
〔変更理由〕
○正職員の職業訓練指導員を配置することにより、年々訓練ノウハウが蓄積され、障害者ひとりひとりの適性、能力に応じた効果的な訓練計画の策定及び訓練指導を行うことができる。
(2)〔施設内訓練〕訓練場所と訓練定員の変更
〔変更理由〕
○専門校の施設内で訓練することにより、様々な訓練用機器を活用して訓練内容を充実
○健常者と共に訓練を受講することにより、社会参加意識の養成など訓練効果が増大
○訓練場所を県の中心に位置する倉吉校本校に移すことにより、西部地区を含め、全県をカバーすることが可能となり、広く障害者に対し、職業訓練の機会を提供することができる。