1 現状及び背景
・公文書館は、県民のための公文書の保存と公文書の利用がミッション
⇒ 現在又は将来の利用に備えた、平素からの館の認知度向上が必要
・従来からの企画展に加え、昨年度から巡回講座、本年度からはパブリシティーの充実等、利用の向上に努めており、その成果がじわじわと出ているがまだ不十分
(利用者数の推移)
H16 11,352人
H17 11,924人
H18 9,870人
H19 6,477人 (上半期)
⇒ より魅力ある、親しまれる公文書館にする等、「打って出る」ような取り組みが必要
2 要求概要
・従来の企画展、巡回講座、公文書等資料保存研究会に加え、公文書館探検隊、自由研究協力隊、常設展の一部リニューアル、特別展(企画展の一部を拡充して起爆剤にする)の開催等に新たに取り組む。
・より効果的に事業を展開するために、中国・四国アーカイブズウイーク連携事業やアーカイブズフェアという冠をつけて実施
・特別展の講演会と公文書等資料保存研究会とは、外部講師の招請をそれぞれ隔年で行い、その間の年度は当館職員で行う。
注釈 : 「中国・四国アーカイブズウイーク」とは・・
公文書館法施行の日(6月1日)から一週間中国・四国地方の公文書館が連携して各種事業を実施 |
3 事業概要 単位(千円)
項目 | 内容 | 事業概要 | 所要経費 |
中国・四国アーカイブズウイーク連携事業 | 企画展 | ・公文書館の業務内容紹介
・修復を終えた写真アルバム、図面などの公開 |
− |
公文書館探検隊
(新) | ・公文書館の見学
・公文書館の役割説明等 | − |
アーカイブズフェア | こちら「自由研究」協力隊!! (新) | ・小学生を対象に自由研究実施 | − |
公文書館巡回講座 | ・生涯学習や社会教育、館の役割の紹介講座を開催 |
− |
特別展 (新) | ※「澤田廉三と美喜の時代」 | 1,128 |
公文書等資料保存研究会(外部講師隔年) | ・公文書等の保存の啓発
・県、市町村職員等を対象に講演会等実施 |
− |
常設展の強化 | これまで光の当たってこなかった県政に寄与した人々Part1・2 | ・明治初期から郡長(梶川正温、森田幹)等を順次紹介 |
− |
標準事務費 | | 1,600 |
特別展(1,128千円)以外は標準事務費で実施
※特別展「澤田廉三と美喜の時代」の概要
平成18年度から3年事業で行った資料調査が平成20年度で完結するためその成果を特別展として発表するもの。
1展示内容
@当館所蔵資料
Aエリザベスサンダースホーム(神奈川県大磯町)に残る、澤田廉三・美喜夫妻の書簡類、日用品の一部
B岩美町に保存される関係資料
2講演会 県外の研究者を招いて講演会を実施
3開催時期
公文書館(H20年10月〜11月)
岩美町 ( 〃 11月〜12月)
・ 岩美町元気フェスタと共催
・ 図書館「文字・活字文化の日
(10月27日)」と連携 |