区分 |
主な課題 |
H19までの実績 |
H20事業計画 |
経費(千円)
上段は前年 |
組織等共通 |
編さん方針・編さん計画の検討と、編さん事業の推進 |
・編さん委員会、専門部会の運営
・室員5人(原始古代と中世は兼務) |
○編さん委員会(年2回)
○専門部会(年2回程度)
○原始古代担当専門員1名の増員【新】 |
(862)
943 |
原始古代 |
・県内主要遺跡の情報を集成し、資料編を作成。
・発掘されたが未報告、および未発掘の重要遺跡について基礎的調査が必要。 |
・資料編の巻構成(4巻)、掲載予定約700遺跡を決定。
・未報告重要遺跡の内、六部山古墳群(鳥取市)出土物の調査。
・三崎殿山古墳(南部町)の航空写真撮影測量調査 |
(18年度調査済み「古郡家1号墳報告書」の21年度刊行を検討) |
(1,565)
0 |
中世 |
・県内中世史料が散逸のおそれ
・旧県史に未収録の関係史料が県外に多数存在、悉皆的調査が必要。
・五輪塔などの中世石造物の調査 |
・県内中〜西部の中世史料調査。
・東京大学史料編纂所所蔵の未活字史料(影写本)の調査
・既刊史料集からの県関係史料の抽出
・旧赤碕町・旧大山町の石造物調査 |
○県内史料調査(採寸・写真撮影等)
○県外史料調査(京都・山口・島根・岡山)
○既刊史料集からの県関係史料の抽出
○県内石造物(五輪塔・宝篋印塔等)の調査 |
(519)
778 |
近世 |
・旧県史に掲載できなかった重要史料(藩政資料中の「家老日記」や、大庄屋・村庄屋文書等)が多数存在。
・県内東中西ごとに、古文書所在情報を収集、主要文書の解読、刊行。 |
・「家老日記」の解読(江戸時代前期40年間解読完了予定)
・各市町村の古文書所在リストの作成
・中部地区重要文書現地調査 |
○主要文書現地調査(中部地区2年次目)
○史料解読(家老日記等) |
(2,126)
2,755 |
近代 |
・未刊行の基礎的史料を解読、刊行。
・廃棄のおそれが大きい民間(地区・企業・団体等)の史料の所在調査。 |
・「鳥取県歴史」(明治初期に国へ提出した書類)の解読(年度中に4割程度完了見込み) |
○「鳥取県歴史」の解読、校訂、解題執筆
○民間資料調査(東中西各1カ所) |
(2,094)
2,198 |
現代 |
・戦中戦後を体験した世代の高齢化により、貴重な体験が記録されないまま失われるおそれ。
・現代の基本資料の収集 |
・手記募集@戦争体験131件応募あり
・手記募集A戦後体験(募集中)
・聞き取り調査実施に向けた検討
・大山村兵事資料、長島愛生園ハンセン病関係資料等調査 |
○手記編@「孫や子に伝えたい戦争体験」の刊行
○手記編A「戦後復興と昭和のくらし」の編さん
○聴きとり事業(歴史的体験者6名程度×3回)
○鳥取県民の満州移住に関する現地調査 |
(219)
957 |
民俗 |
・旧県史に民俗編がなく、体系的な県の民俗誌がない。
・過疎、高齢化により、伝統的民俗が急速に失われている。
・民具は破棄、散逸が進み用途を知る人も急激に減少。 |
・地域民俗調査として県内を7地区に分けて1年1ヶ所を調査することに決定。
・県内民俗関係文献目録作成(1155件)
・地域民俗調査(東部山間部)を実施。
・民具調査として日吉津村民俗資料館所蔵民具1124点(10/11現在)の写真撮影、採寸を実施。簡易目録作成。 |
○地域民俗調査(東部海岸部)
○テーマ別調査(7つの課題)【新】
○民具調査(鳥取市佐治歴史民俗資料館を予定) |
(1,410)
3,319 |
テーマ |
・鳥取県にとって重要で、時代を越えて扱うべきテーマについての調査が必要。 |
・第1次として「松葉ガニ」をテーマとして調査することを決定。 |
○「松葉ガニ」に関する資料調査(2年次目) |
(64)
64 |
普及啓発 |
・編さん事業の成果を、速やかに、わかりやすく県民に伝える。
・編さん事業に県民参画の場を設け、地域の歴史を語れる人材を育成する。 |
・19年度中にブックレット3冊刊行予定(「江戸時代の鳥取と朝鮮」「明治鳥取の消費生活」「鳥取県の無らい県運動」)
・シンポジウム「鳥取の民俗再発見」
・県史編さんボランティア(古文書解読、石造物調査、民具調査)の募集、組織化。 |
○ブックレット3冊(中世、現代、テーマ)
○シンポジウム「歴史の語りと聞き取り(仮)」20年12月、倉吉
○県史編さんボランティアの運営 |
(433)
375 |
(標準事務費) |
|
|
|
(6,684)
6,684 |
合計 |
|
|
|
(15,981)
18,073 |