1.事業目的
県民のニーズを的確に把握し、よりよい行政サービスを生み出す組織体質となるために
・既存の考えにとらわれない発想で、絶えず仕事や組織を見直していく風土づくり
・自主的に課題を発見し、仕事のやり方を改善していく組織
・組織及び職員の意欲、能率の向上や明るい職場
を作り、鳥取県の行政品質の向上を推進する。
2.現状
独自に業務改善や職場環境の改善、職員の資質向上に努めている所属もあるが少数にとどまっており、また、県の仕事の進め方全体を評価する基準を県として持っていない。
これら少数の所属の動きを全庁的な動きへと広げ、現場の仕事への取り組み姿勢を向上させるとともに、絶えず仕事を評価・見直し・改善していくという行政の品質向上への大きな流れを作っていくことが必要である。
3.事業内容
(1)職員提案制度<改善ひらめきポスト>の管理運営
県行財政に関する改善案を一人ひとりの職員から受け付け、それを知事等へ直接伝える『改善ひらめきポスト』を管理・運営し、県行財政の一層の効率化や職員自らの問題意識向上を図る。
(2)ミッション達成のための工程表管理運営
平成19年度から各部局のミッションを果たすため、(行政経営品質改善の観点から)工程表を作成のうえ達成度を検証し、小さな予算で大きな効果をもたらすよう随時改善を実施中。(本事業で工程表の仕組み・全体の進捗管理を行う。)
(3)改善への取り組みの核となる職員の養成
民間企業の経営革新手法や組織全体の目標設定・評価・改善につながる手法を学ぶため各種研修等に参加し、行政の品質向上の新しい知識を習得。
取り組みの核となる職員を増やし、各所属における行政の品質向上活動の促進・サポートを行う。
(4)事例報告会の開催
県庁内や他県、民間企業等の先進的な改善事例等に関する事例報告会を開催。本県職員に優良事例の情報を紹介すると同時に、職員の志気を高め、改善や品質向上への意識向上や取り組みの開始を促進する。
(5)メールマガジンによる情報発信
職員向けに発行中の行政経営推進課メールマガジンを活用し、行政品質の向上、業務改善に役立つ情報を提供し、意識浸透を図る。
【廃止】外部点検による接遇向上の支援
平成17年度、18年度の点検結果を受け、「DO(ドゥ)プロジェクト」(あいさつ運動)等の対策徹底と自己点検へ移行。
4.所要経費
合計=953千円
〔内訳〕
特別旅費 71千円
報償費 48千円
負担金 260千円
標準事務費 574千円