◎当該事業は、平成17年度から実施しているが、事業開始から3年経過し、ようやく地域での活動が芽生え、広がりつつある状況において、当該事業を廃止とすることは時期尚早であり、引き続き支援を行う必要がある。
◎平成20年度については、障害者の文化・芸術活動の「普及啓発」の推進を目的とした「障害者文化・芸術作品展等開催事業」(財政課長査定計上)と連携を図ることにより、より一層、県内の文化・芸術活動の底上げを目指すこととしており、「普及啓発」の次のステップである「団体活動支援」の役割を担う当該事業は非常に重要である。
◎また、これまでの採択事業は「音楽」が多かったが、「障害者文化・芸術作品展等開催事業」(財政課長査定計上)との連携により、新たな分野の活動団体の掘り出しを行い、県内の障害者文化・芸術活動全体の底上げを目指す。
◎現在の鳥取県における障害者の文化・芸術活動については、一般の文化・芸術活動と肩を並べるレベルには達しておらず、引き続き障害者に特化した団体の育成に取り組んでいく必要がある。
◎ただし、当該事業によりレベルアップした団体については、文化観光局所管事業(文化芸術活動支援補助金)へ移管することとする。(同一団体への補助は3年を上限) |