地域保健医療推進事業

　１　事業概要

　　従来、保健・医療・福祉に関する情報を収集、分析するため、保健所及び本庁に専用端末を設置し、オンラインで結んでいた（＝保健所ネットワークシステム）ところであるが、平成２０年度に専用端末を廃止し、庁内ＬＡＮシステムと同一の端末で利用できるようにシステム改修を行い、事務の効率化を図る。


　２　保健所ネットワークシステムの概要

　（１）各システムの概要

　　

業務の種類	所管	処理情報
薬事システム	医療指導課	薬局の許認可、麻薬免許、毒劇物取扱い
准看護師採用試験システム	医療政策課	准看護師試験受験者情報
食品衛生業務システム	くらしの安心推進課	飲食店の許認可等
調理師試験システム	くらしの安心推進課	調理師試験受験者情報
浄化槽台帳システム	水・大気環境課	県内浄化槽設置者
ＷＩＳＨ（厚生労働省行政総合情報システム）	厚生労働省と地方公共団体等関係機関を相互に接続している行政専用ネットワーク（平成20年度までにＬＧＷＡＮに移行する予定）

　３　Ｗｅｂ化の必要性・効果

（効率化）　
・各保健所に１〜２台づつしか設置されていないため、順番待ちが生じていたが、Ｗｅｂ化により順番待ちの必要がなくなる。

（経費削減）

（Ｈ２０年度は５年毎（※）の更新年）　
　※本来の更新年度（Ｈ１９年度）は、再構築検討に時間を要し、見送り
　　　　　　　　　　　　　　　　

現行システムを更新する場合　６，７８４千円 　　　　　　　　　　　　　（参考　前回更新経費）

　　　
　　　　　　　　↓　削減効果（３，４９４千円）

Web化　　　３，２９０千円

４　所要経費　　３，７３０千円
　　　　　　　　　（Ｈ１９：３，５７４千円）

【財源】　県１０／１０

サーバー使用料、保守料等　３，２９０千円

事務費　４４０千円


５　導入スケジュール

　平成２０年４月〜７月　　サーバー・帳票等の準備作業

　平成２０年８月　　Ｗｅｂでの運用開始