事業費
要求額:1,600千円 (前年度予算額 770千円) 財源:単県
課長査定:計上 計上額:1,490千円
事業内容
近年、障害福祉施策の進展により、障害者を取り巻く状況は大きく変化しているが、障害者に対する誤った理解や偏見から生じる差別が依然として残っており、県としてこれを解消するための取り組みが必要とされている。
こうした状況を踏まえ、当事者団体と連携し、啓発パンフレットを作成配布する等、障害や障害者に対する正しい知識、配慮すべきことなどを県民に普及・啓発することにより、障害のある人もない人も互いに支え合う社会の実現を目指す。 |
※本県においては、昨年度策定した鳥取県障害福祉計画において、入所施設の入所者の地域移行を進めるための施策の一つとして、啓発・広報活動の強化に取り組むこととしている。
(1)啓発パンフレットの作成(委託)
1 内容
・当事者団体に啓発パンフレットの作成を委託する。
→当事者やその保護者が中心となって作成することにより、可能な限り当事者の要望を反映させたパンフレットを目指す。
2 啓発の対象
平成20年度は、知的障害者を対象とする。
→特定の障害に絞って、重点的に啓発に取り組む。
(理由)
@知的障害者がグループホーム等地域で生活するためには、地域住民や家族の理解が不可欠である。
A知的障害者の地域移行が進むにつれて、トラブルに遭遇することも多くなるが、知的障害者は、被害を受けていることを理解できない場合や、理解してもそれを訴えることが困難であるため、周囲の理解と支援が不可欠である。
※精神障害者の理解促進に係るパンフレットは別途作成済。
3 委託先 手をつなぐ育成会
4 配布方法
20,000部
行政機関、各関係団体、学校、各種イベント等を通じ、配布する。 |
(2)「受診サポート手帳」の増刷
○平成18年度に作成した受診サポート手帳(コミュニケーションを取ることが苦手な障害児・者が、診療の際に留意してもらいたいこと、主治医からの注意事項等の情報を記載するための手帳)を増刷し、配布する。
(内容)
@ 対象者
各障害者手帳の新規交付者等を含め、新たに当該手帳を必要とする障害児・者
A 作成部数
5,000部
B 配布
各障害者関係団体、市町村、各福祉保健局を通じて配布 |
(3)障害に対する理解促進強化月間の設定
○障害者週間(12月3日〜9日)を含む12月を障害に対する理解促進強化月間として、各種媒体により、集中的に啓発活動に取り組む。
(内容)
県政だより、新聞、ホームページ等への掲載、障害者週間ポスター知事表彰等 |
(単位:千円)
区 分 | 要求額(前年予算額) |
@啓発パンフレットの作成委託 | 830(0) |
A「受診サポート手帳」の配布 | 150(150) |
Bその他(消耗品費等) | 620(620) |
合 計 | 1,600(770) |
財政課処理欄
啓発パンフレットの作成委託料のうち、パンフレットの印刷費や郵券代など、県が実施するのが妥当と思われる経費について額を精査しました。なおこれは、作成の必要性を個別に判断したものです。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年6月補正後 |
770 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
770 |
要求額 |
1,600 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,600 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
査定額 |
1,490 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,490 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |