東郷池シジミ安定出荷対策事業／平成20年度予算／とりネット／鳥取県公式ホームページ

	事業費(A)	人件費(B)	トータルコスト(A+B)	従事人役
既査定額	0千円	0千円	0千円	0.00人
補正要求額	1,717千円	228千円	1,945千円	0.03人
計	1,717千円	228千円	1,945千円	0.03人

１　事業内容

（１）　魚介類における残留農薬の個別基準の設定を要望している６農薬について国と協議した結果、基準を早急に設定するためには、東郷池の湖水・底質中の農薬濃度及び東郷池流域の農耕地からの農薬流出状況調査のデータを早急に提出する必要があると判断されることから、所要の調査を行う。

（２）県及び東郷池周辺の関係機関（町・農協・漁協）で構成される会を立ち上げ、東郷池流入水系周辺の農業者に対する農薬の適正使用についてさらに啓発を行うとともに、情報の共有及び栽培防除指針の検討を行う。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（単位：千円）

区　分	所要経費	事業主体	事　業　内　容
①東郷池環境実態調査	１，６２５	県	○湖水及び底質調査（農薬含有量試験）・湖水・底質：各３地点・実施時期：１０月から３月までの毎月１回　計６回・調査項目：国に要望した６農薬・検体数：（湖水）３か所×１試料×６回＝１８検体　　　　　　（底質）３か所×１試料×６回＝１８検体 ○必要経費・湖水：１８検体×＠２９，０３３＝５２２，５９４円・底質：１８検体×＠６１，２２０＝１，１０１，９６０円・合計：１，６２４，５５４円
②東郷池シジミ安定出荷対策会議の実施	６８	県	○関係機関との情報交換及び連絡調整のため、県・町・農協・東郷湖漁協で構成される対策会議を開催。 ○事業実施回数：２回
③東郷池周辺農業者対象研修会の実施	２４	県	○農薬適正使用の意識啓発のため、東郷池周辺農業者に対して研修会を開催。 ○事業実施回数：１回

２　調査スケジュール

調　査　内　容		平成２０年度	平成２１年度
東郷池環境実態調査　　　　湖水調査　　　底質調査　（今回要求）	１０月～　　　３月まで毎月１回実施　計６回	○	－
農耕地農薬流出状況調査 ①農薬散布前事前調査 ②農薬散布後降雨時調査 ③農薬散布後１か月後調査	４月～　　　10月まで　　①②③×６農薬	－	○

３　事業背景

（１）食品衛生法の改正に伴い、ポジティブリスト制度が導入され、農薬残留基準が設定されていない農薬に対しては暫定基準が、国内外の基準のないものには０．０１ppmの一律基準が適用されている。

（２）現在の農薬残留基準は農産物主体で設定されており、魚介類に対しては、ほとんど一律基準が適用されている。

（３）平成１８年１２月、東郷池のシジミから、一律基準を超える除草剤成分（クミルロン）の残留が判明し、平成１９年８月に残留基準が設定されるまでの間、出荷を自粛した。

（４）平成２０年７月、東郷池のシジミから、殺虫剤（ダイアジノン）が検出され、再び出荷自粛を余儀なくされる事態となった。

（５）農業生産者は適切な農薬の使用、飛散防止対策に努めているが、適正に使用していても、突発的な大雨などで農薬の成分が流出し、残留基準を超えてしまうことが想定される。

（６）そこで、東郷池流域での農薬の使用状況を踏まえた６農薬（ダイアジノン他５剤）について、早急に農薬残留基準を設定するよう平成２０年７月、国に対して要望した。

（７）ダイアジノンについては、平成２０年８月１９日厚生労働省が内閣府食品安全委員会に対し食品健康影響評価を依頼済み。

区分	事業費	財源内訳
区分	事業費	国庫支出金	使用料・手数料	寄附金	分担金・負担金	起債	財産収入	その他	一般財源
既査定額	0	0	0	0	0	0	0	0	0
保留要求額	0	0	0	0	0	0	0	0	0
復活要求額	0	0	0	0	0	0	0	0	0
追加要求額	1,717	0	0	0	0	0	0	0	1,717
保留・復活・追加要求額	1,717	0	0	0	0	0	0	0	1,717
要求総額	1,717	0	0	0	0	0	0	0	1,717

区分	事業費	一般財源
査定額	1,717	1,717
保留	0	0
別途	0	0

東郷池シジミ安定出荷対策事業

トータルコスト

事業費

事業内容

１　事業内容

２　調査スケジュール

３　事業背景

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位：千円)

財政課使用欄(単位：千円)

東郷池シジミ安定出荷対策事業

トータルコスト

事業費

事業内容

１ 事業内容

２ 調査スケジュール

３ 事業背景

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位：千円)

財政課使用欄(単位：千円)

１　事業内容

２　調査スケジュール

３　事業背景