【二十世紀梨イメージアップ事業の財政課長査定結果】
査定額:ゼロ
・JAと連携して観光等情報発信事業でやり方を工夫してPRに努めること。
・市場開拓室の「おいしい鳥取PR促進事業」を活用し、生産者が主体的に取り組むことが必要。
・農林水産部は「梨ビジョン」を作っており、新しいブランド(新品種)を育成する流れ。
・タイアップ記事(ただし1誌のみ)や学生へのPRは観光等情報発信事業に課長調整でつけても可。ただし、モノレールや有名人への梨配布は効果が疑問。
【調整要求の理由・概要】
・二十世紀梨のイメージアップをより図るため、学生へのPRや雑誌のタイアップ記事の掲載について観光等情報発信事業での調整要求を行う。
1 現状・背景
○鳥取県と言えば、二十世紀梨と砂丘というイメージが強かったが、年々そのイメージが低下している。(特に若い世代)
○この原因として、首都圏での嗜好の変化(赤梨品種の台頭)や二十世紀梨の出荷量の減少が考えられる。
(二十世紀梨の関東への出荷量 最盛期 S57 10,432t H18 554t(最盛期の5%))
○「食のみやこ鳥取県」を全国にPRするためには、その代表である「梨」の王様のイメージを回復させることが必要である。
2 目 的
首都圏での二十世紀梨のPRを若い世代を中心により強化を行い、「食のみやこ鳥取県」を浸透させるとともに県の認知度の向上を図る。
3 事業内容
(1)学生普及啓発事業 82千円
○小学校給食への二十世紀梨の提供
○相模女子大学における普及啓発事業
・二十世紀梨の文化・歴史講座
・食育センターでの二十世紀梨の食育講座
※上記の事業は地元CATV、タウン誌等に取り上げていただくよう働きかけ、鳥取県の情報発信を併せて行っていく。
(2)食の雑誌によるタイアップ記事の掲載 1,050千円
○掲載内容
百年続く二十世紀梨の品種がどのように鳥取県の文化、歴史、生活に深く関係しているかを鳥取県内の梨農家、農協、園芸試験場、農業大学校等の現地取材を行って紹介する。
※事業実施にあたってはJA全農とっとりと協力して行う。