次世代の道路活用策検討事業

１　事業内容

(目的)
　おおむね10年後にネットワーク化される高速道路の経済効果を定量的に評価したうえで、地域の特性に応じてどのように道路を活用し、地域振興へ結びつけるかを検討するため。

• (仮)次世代の道路活用策検討会の開催
  • 有識者や経済団体、地元市町村等により構成
  • シミュレーションの進め方について、地域や経済界等の意向を反映
  • シミュレーション結果の分析をもとに、地域特性に応じた道路活用策を検討
• 道路整備による経済効果シミュレーション
  • 各地域(旧市町村単位)ごとに産業別便益額の増減を算定
  • シミュレーションの結果を分析し、地域の産業構造を把握
  • 検討会において検討された道路活用策の有効性を検証

地域独自の取り組みを促し、相互の連携を高め、地域振興につなげる(山陰道沿線活性化協議会･企業立地戦略会議など)
• 地域活性化策へつながる活動
• 企業誘致へ結びつける活動
  (企業立地戦略会議への情報提供)
• 鳥取の魅力等の情報発信

• 道路の中期計画
  鳥取県の高速道路は、費用対便益は高いが、地域経済や住民生活への波及効果が低い。(素案における点検評価)
  → より整備効果を高める地域内での工夫が必要
• 将来ビジョン
  高速道路の沿線地域が単なる通過点になってしまう危機感(タウンミーティングでの意見)
  →　地域の魅力でいかに沿線地域に顧客を誘い込むかが必要。(知事のコメント)

(理由)
　経済波及効果シミュレーションについては、成果物の具体的な活用策のイメージが浮かびません。

• 経済シミュレーション委託費(6,000千円)(鳥取大学に委託)
• ｢(仮)次世代の道路活用策検討会｣開催費(500千円)
• パンフレット作成費(1,500千円)

経済シミュレーションのデータの活用
• 次世代の道路活用策検討会において、商工･観光団体や市町村などが、各地域でどの産業分野にどんな活用策を講じたらよいかを考える判断材料として活用
• 企業立地戦略会議へ情報提供を行い、高速道路を活用した企業誘致活動の基礎データとして利用