1 総務部長査定結果
県の施策として新品種の導入をすすめ、育成(不採算)期間が長い(5年程度)ことから、チャレンジプランとは別枠、かつ高い補助率で事業化
2 査定結果への対応
新植・改植及びそれに伴う果樹棚、網かけ施設整備に限り
補助率を2/3として復活要求
3 復活要求理由
(1)鳥取県オリジナル品種によるシリーズ化は、梨産業活性化を目指すビジョンの柱
(2)県としてもこれらの産地の動きに呼応し、機を逃さず高い補助率で動きを加速させることが必要
・二十世紀梨再生促進事業明日につなぐ果樹園育成対策では実施途中で県補助率を2/3→1/2に変更したため、ゴールド二十世紀等の導入が鈍化
(3)新植・改植は本格出荷までに5年以上を要し、農家の負担を軽減させることが必要
<二十世紀梨再生促進事業>
ゴールド二十世紀の導入が始まり10年近くが経過した時期に、梨生産量日本1位から転落したことを受けて「アクションプログラム」を作成し、それを事業化した特別対策
<今回要求事業>
現在の価格低迷など以前よりも更に厳しい環境にある梨産業の活性化のために策定する「梨ビジョン」を事業化する特別対策
4 復活要求内容
新品種の導入と生産基盤の整備
事業主体 | 農業協同組合、営農集団
認定農業者又は認定農業者に準ずる者 |
補助対象 | 新植及び改植、高接ぎ更新、それに伴う果樹棚整備
網かけ施設、防風施設、パイプ棚、防蛾灯の設置
かん水施設、排水施設の設置 |
防除用機械(スピードスプレーヤ)、園内道の整備 |
対象とする品種 | 県育成新品種(新甘泉、なつひめ、涼月、夏さやか、夏そよか等)に限る |
補助率 | ブランド化計画を策定し新植・改植及びそれに伴う果樹棚及び網かけ施設整備に限り、県 2/3以内
上記以外は、県 1/2以内 |
要求額 12,051千円
5 実施期間 平成20〜22年度(3年間)