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平成20年度予算
当初予算 一般事業  知事要求      支出科目  款:土木費 項:都市計画費 目:都市計画総務費
事業名:

大規模集客施設適正立地広域ビジョン策定事業

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生活環境部 景観まちづくり課 都市計画係  電話番号:0857-26-7458


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
20年度予算計上額 746千円 6,851千円 7,597千円 0.90人 0.00人 0.00人
20年度予算要求額 766千円 5,951千円 6,717千円 0.90人 0.00人 0.00人

事業費

要求額:766千円    財源:単県   保留:766千円

知事査定:計上   計上額:746千円

事業内容

査定結果

      総務部長 保留

[新規事業]

1.事業の目的と内容
(1)目的
       人口減少や社会の高齢化が進む中、広域的都市機能の郊外への拡散、中心市街地の空洞化に歯止めをかけ、歩いて暮らせるコンパクトなまちづくりの実現が必要。この新たな都市のグランドデザインを構築する中で、特に都市機能に大きな影響を与える大規模集客施設の適正立地に関する広域ビジョンを策定する。
(2)内容                 
  1. 市町村が大規模集客施設の立地に伴い都市計画などの手続きを行う際の基本的な方向性、事務手続きのルールなどを盛り込んだ「大規模集客施設適正立地広域ビジョン」を策定し、ビジョンに基づき適正立地の実現を図るための条例化を検討
  2. 市町村の都市計画の手続きに当たって、広域調整の観点から県が同意不同意の判断をするための審査事項、審査の視点を明記した「評価基準」の策定

@「大規模集客施設適正立地広域ビジョン」の策定と条例化の検討

    • 大規模な小売店舗をはじめとする大規模集客施設は都市のあり方に重大な影響を与えるため、広域的観点からの適正立地の方針を市町村に示し、市町村の適正な判断を誘導。
        • 生活圏ごとに立地を誘導する地域と抑制する地域にゾーニング
        • 大規模な集客施設の要件引き下げ(都市計画法では1万m2以上)
    • 立地の構想段階で、住民の意見や、広域的観点からの県の意見を十分反映させるための事前手続きをルール化。
        • 大店立地法、建築基準法等の手続きに先立って出店概要書を提出・公開
        • 事業者による地元説明会の開催
        • 県の主催する事前協議のための会議への事業者の出席

A「市町村の都市計画への県同意の評価基準」の策定

    • 大規模集客施設の立地を緩和あるいは制限する用途地域、地区計画などの都市計画は市町村が決定。その際、県の同意が必要。
    • 県は、同意不同意の判断に当たって「広域的に都市機能の適正立地を確保する観点」から審査し、必要に応じて関係市町村の意見を聞くなど「広域調整」を行う。
    • 審査事項、審査の視点を明示することにより、都市機能の適正立地の実現に向けて市町村を適正に誘導。
        • 各種計画との整合
        • 交通渋滞、自然環境、騒音・廃棄物、公共コスト、地域固有の価値等への影響などの審査事項
        • 上記事項の具体的数値基準
        • 広域調整が必要な場合の意見聴取を行う市町村の範囲

2.現状と課題

    • 商業機能は都市における根幹的な機能であり、「まちづくり3法」により適正立地と活性化を一体的に推進
        • 大型店の出店に当たり周辺地域の環境への配慮‥‥‥‥‥大店立地法
        • 中心市街地における整備改善と商業等の活性化‥中心市街地活性化法
        • 土地利用規制による地域毎の大型店の適正な立地調整‥‥都市計画法
    • しかし、「立地に関する規制が緩い」「広域調整が困難」「自治体、TMOの人材や意欲の不足」などから、大型店の郊外出店、中心市街地の衰退に歯止めがかからず
    • 今回のまちづくり3法の改正で「立地規制の厳格化」「都市計画の手法によるコントロール」「県による広域調整」「国の集中的、積極的支援」による大規模集客施設の適正な立地誘導と市街地活性化の仕組みを整備
    • 暮らしやすい都市構造とし、都市の商業機能を適正に構築するためには、この新たな枠組みに基づき都市のグランドデザインを構築する中で、大型店の立地調整や立地による周辺環境への配慮、中心市街地の活性化、市街地の整備改善等総合的な施策の展開が必要
  



3.スケジュール
      平成20年度
        • 「大規模集客施設適正立地広域ビジョン」素案の作成
        • 条例の骨子(素案)の検討
        • 「県同意の評価基準」の策定
      平成21年度
        • 「大規模集客施設適正立地広域ビジョン」の策定
        • 条例の制定




4.所要経費 766千円 
    • 大規模集客施設適正立地広域ビジョン検討会の開催 466千円
          学識経験者7名で構成  3回
    • 大規模小売店舗立地審議会の開催   261千円
          「大規模集客施設適正立地広域ビジョン」の意見聴取 3回

財政課処理欄

 
 あり方検討会の委員報酬を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 766 0 0 0 0 0 0 0 766
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 766 0 0 0 0 0 0 0 766
要求総額 766 0 0 0 0 0 0 0 766

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 746 0 0 0 0 0 0 0 746
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0